
京都某所、などといふと祕密めいてゐるが、じつは・・・やはり祕密なのであつた。
とある紅葉の名所に向ふ途中で、見つけた紅葉の穴場。
入つて良いのかどうかわからぬやうな門をくぐり、ひそやかに中に入る。

門を入つた右にあるもみぢがまず見事。

足元には玉石と杉苔、その上に落ちたもみぢの葉。
こんな寫眞を撮つてゐるうちに、母子とみられる女性の2人連れが、私の後ろを通拔けて奧に入つていつた。
左手の建物に沿つて歩いて行き、角を左に曲つて消えた・・・
と、「わあ、凄い!」の聲。
急いで彼女たちの消えた角を曲つたら・・・




目の前には、枝を擴げたおほきなもみぢ。
いはゆる「紅葉の名所」といはれる場所にやうに、たくさんのもみぢの木が植ゑられてゐるわけではない。
それでも、このもみぢの存在感は、あまたの「名所」をしのぐものがある。
こんなに素晴らしいもみぢを獨占できる倖せ。
觀光客である自分が云ふのもなんだが、ここは觀光客に知られずにひつそりと「知る人ぞ知る」存在であつて欲しい。
といふわけで、名前も場所も、ひ、み、つ!
<使用カメラ> 「 Canon IXY DIGITAL 800 IS 」
結局今年も紅葉狩りには行けなかったので仙丈さんの写真で我慢します
本当は今日京都に行きたかったんですが雨のため来週でその頃には紅葉も散っているでしょう
こういうことをやっていると出不精になるのです……
そろそろ紅葉の季節もお終いかも・・・
これから眞如堂の紅葉の寫眞をアップします。
綺麗でしたよ~