仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

読書録(2022年7月)

2022-08-01 12:45:00 | 読書録(備忘)
 
7月の読書録(備忘)

7月1日
『死神の精度』伊坂幸太郎
2009年7月に再読した記録があったので、たぶん3読目。
ああ、そうだった。「恋愛と死神」と「死神対老女」はつながっていたのだった。

7月4日
『死神の浮力』伊坂幸太郎
初読。
前作は連作短篇集だったが、これは長篇。
人に浮力を与えられる死神もいいね。

7月7日
『マリアビートル』伊坂幸太郎
初読。
マリアビートルの意味が763ページでやっとわかった!
てんとう虫はみんなの不幸や悲しみを背負って飛んでくれる。
死の新幹線はやて。ヤバいね。
でも、三島の『午後の曳航』が出てきて少し嬉しかった、

7月8日
『クリスマスを探偵と』伊坂幸太郎
初読。
伊坂が大学1回生の頃に書いた習作をもとに全面的に書きかえた短篇。

7月13日
『竜の道(上・下)』白川道
初読。
株や相場のことはよくわからないけれど、双子の兄弟の復讐は面白い。
コインの表と裏。
ただ、復讐相手の娘・まゆみが不憫。

7月15日
『竜の道 昇竜編』白川道
初読。
未完だったか…
これからどうなるのか楽しみだったのに残念。

7月15日
『夜明けのカノープス』穂高明
再読。
カノープスと穂高に惹かれて買ったのだった。
「お父さん、長生きしてください」
ぜんぜんドラマティックぢゃないこの作品。
でも、まあいいね。

7月22日
『イシュタルの娘 -小野於通伝- 』(全16巻)大和和紀
再読。
koboで最初に読んだのがこれ。
それまで小野於通のことは知りませんでした。
これは大和和紀の大傑作です。
安土桃山時代から江戸初期にわたる大河ロマン!

7月25日
『カラスの親指』道尾秀介
再読。
10年ぶりかな?
最後のどんでん返しがほっこりする。

7月26日
『カエルの小指』道尾秀介
初読。
前作『カラスの親指』の10数年後の物語。また騙された。

7月28日
『魔王』伊坂幸太郎
再読。調べてみたら2009年1月以来。
相変わらず、わけわからん。 
 


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