仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

7/16_讀賣13囘戰の寫眞:9囘裏の攻撃

2007-07-17 13:34:42 | 阪神タイガース
このまま内海に完封されたら、悔しくて眠れない。
せめて1點だけでも取つてくれ!
さう祈つてゐたら、9囘裏、若虎たちがやつと一矢報いてくれた。
上の寫眞は、櫻井のタイムリー。

9囘裏の攻撃を振り返つて見よう。
1番今岡が3壘ゴロで1アウト。
2番鳥谷がヒットで出壘。
3番シーツが珍しくゲッツーではなく、ヒットを打つて2壘・1壘。
4番金本がフルスイングの空振り三振。
これは豪快でよかつた。
2アウトとなつたところで、リンくんがタイムリーを打つて、鳥谷が生還。
やうやく1點を取つてくれた。
これで今夜は眠れるだらう。



依然として2アウト2壘・1壘のチャンス。



この場面で、讀賣は上原を投入して來た。
内海を完投させなかつたこと、クローザーを引き摺りだしたことは大きい。
私個人としては、ナマ上原を見たことがなかつたので、その意味でも嬉しかつた。
こいつから點が取れたら、もつと嬉しいのだが・・・




上原を迎へ撃つのは、ただいま賣り出し中の大器・櫻井!
カウント1-2からの4球目の外角低めを引つ張つて、レフト前へタイムリー!
若虎の意地を見せてくれたヒットだつた。



シーツが生還し、2點目。
これで2-4と2點差となつた。
しかも、まだチャンスは續いてゐる。




殊勳打を放つた櫻井にかへて、代走・赤星。
これで長打が出れば同點に追付ける。
1發が出れば、サヨナラだ!



8囘にヒットを打つてゐる矢野がバッターボックスへ。
期待はいやが上にも高まる。
かういふ緊迫したシーンが見られただけでも、價値がある。





初球は外角高めのボールくさい球を空振り。
2球目は外角高めのストレートを空振り。
3球目も外角高めのストレートを空振り。
期待の矢野は、上原の力投の前に空振り三振に倒れたが、いづれもフルスイングで、見てゐて氣持ちがよかつた。



ゲームセット。

確かに負けたのは悔しい。
雨の中、先發の福原の情けない投球に附き合はされたのはしんどかつた。
しかし、最後にこの得點シーンが見られたのは嬉しかつた。
サヨナラの夢を見させて貰つた。
鳥谷選手、リンくん、櫻井選手、若虎3人の活躍を間近で見られた。
生まれて初めての1壘ボックスシート最前列。
それだけの價値はあつたと思ひたい。



<カメラ> : Nikon D80
<レンズ> : AF-S DX VR Zoom Nikkor ED18~200mm F3.5-5.6G (IF)


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