
一昨日、 散歩の途中にガクアジサイの寫眞を撮つたが 、曇り空の所爲で思ふやうな寫眞が撮れなかつた。
けふはそのリベンジ。
カメラもコンパクトデジカメではなく、デジタル一眼。
やはり、太陽光線の有無で寫眞は全く違つたものになる。
光と影なくして、私の方なヘナチョコでは寫眞にならないといふことがよくわかつた。
といつても、光と影があればちやんとした寫眞が撮れるといふわけでもないが、まあ必要條件といふことである。
それと、デジタル一眼の畫質の良さを再認識した。
CCDのサイズが大きいことは、私が思つてゐた以上に畫質に影響する。
もうひとつはレンズ。
「AiAF Nikkor 35mm F2D」。
ニッコールレンズの中でも、安くて畫質が良くて輕くて寄れると何拍子も揃つた銘玉である。
弘法筆を選ばず、といふが、それは名人だからこそ。
このレンズの性能を活かしきれるだけのウデは持つてゐないが、それでもこのレンズを使ふとそれなりの寫眞が撮れる。
馬子にも衣裳だ。(ん?違ふか?)
上の寫眞は、陰翳を活かして、出來るだけ平板にならないやうに撮つたもの。
もつと絞るか、或いはもつと開けるかすれば良かつたかもしれない。
なんとなく中途半端な氣もする。

白いアジサイ。
曇天で撮ると、影が出ないので、かういふ被寫體をまともな寫眞にするのは難しい。

絞りを開放に近い状態で撮つたので、背景が綺麗にボケてゐる。
これもコンデジでは出來ない。

デジタルカメラは赤が苦手なのだが、この程度の薄い色だと大丈夫らしい。
<使用カメラ:Nikon D80 & AiAF Nikkor 35mmF2D>
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます