そらいろ

旅とアートの雑記帳… 旅・自転車・写真・音楽・陶芸など身近な話題を気の向くままに…

 アサーティブ・コミュニケーション・トレーニング

2013-11-28 | トピック
 先日、「アサーティブ・コミュニケーション」の研修を受講する機会を頂きました。講師は「アサーティブ ジャパン」から派遣された中野さん… 聞きなれない言葉でしたが、大変興味深い研修でしたので、その概要を紹介します。


【目的】
 アサーティブの手法について理解を深め、自分に適切なコミュニケーション能力を身につける

【内容】
①「アサーティブ」とは何か
 「Assert」とは、自他尊重の自己主張と訳せます。
   メンタルヘルス力がつくことにより ⇒ ストレスが減少する
   自己肯定感が向上する
   問題解決力(交渉力・協働力)が向上する ということです。

 「Assertive communication」では、自分の主張を押し通すのではなく、
 相手の権利を侵害することなく、誠実に率直に対等に表現することが重要となります。

②無意識で行っている人それぞれの「コミュニケーションパターン」について
・「ドッカン攻撃型」⇒相手に負けまいと攻撃的になり、結果的に相手を傷つけるタイプで友人を失うことがある
・「オロロ受身型」⇒自分を抑制し、対立を避け責任を逃れようとするタイプで、回りをいらだたせる
・「ネッチー作為型」⇒正面切って対立することを避け、周囲の人間をコントロールして解決しようとする、嫌味なタイプ

③「アサーティブ」の4つの柱
・相手に対しても自分に対しても「誠実」であること。
・気持ちや要求を伝える時は相手に「率直」に向き合い、自分を主語にして話をする。
・上下関係があったとしても、自分も相手も尊重した「対等」な態度で向き合う。
・自分の発言や行動の結果に「責任」を持つ。

④アサーティブ・トレーニング
 ペアやグループで「自分」について説明したり、仕事での課題についてロールプレイニング方式で討論をした。テーマごとに相手を変えて、約1時間の間、自己主張と傾聴を繰り返しました。

【反省…】
 研修を振り返ると、自分のコミュニケーションタイプは、たぶん「ネッチー作為型」が当てはまるように思えます。感じるところはあったのですが、今回あらためて気づきました。反省です。今からでも遅くないぞ…

 多くの企業や自治体で研修を開催しているということです。今回は初歩的な内容だったようですが、機会があれば、また、次のレベルを体験させていただきたいと思います。