手話講習会～アシスタント～6

今日の講習会は、特別講演で、
埼玉県手話通訳問題研究会のＵさんの講演だった。

テーマは「聴覚障害の基礎知識」
本当に基礎からの講義で、
入門講座なんだから、わかりやすくて、よかった。

聴覚障害者はまわりから見ても、わかりにくい。
声をかけても聞こえないのに、
無視されたと誤解されることがあるという

また、筆談なら大丈夫と思っている人が多いけれど、
聞こえない人にとっては、日本語は第2言語だから、
文章が苦手な人も多い

さらに大きな声で話せばわかるというものではない。
高齢者などの耳が遠い場合はそれでもいいこともあるけれど。

耳の構造、聞こえの仕組みなど、
わかっていたこともあったけれど、改めて勉強になった。
受講生たちにとっては、初めて聞くことも多かったのではないだろうか。

最後の質問の時には、いつも活発な受講生たちが、
シーンとしていて、ほとんど質問が出なかったのが、
ちょっと意外だった。
まあ、そういうこともあるでしょう。

今日になって、パソコンの準備や、
パワーポイントを使うという連絡が来て、
慌てたけれど、夫のパソコンに入っていたのを、
快く貸してくれたので、事なきを得た

いつもの講習会じゃなくて、
外部の講師にお願いしたので、いろいろ気を使ったけれど、
無事終わってホッとした
次回は、またいつもの講習会だから、
楽しくやれるだろう。