俳句ってむずかしい
だんだんむずかしくなってくるような気がする。
先日、また兄とFAXで、俳句を送り合い、電話で話した。
兄の言うことは、なるほどとよくわかる
俳句ってそういうものなんだなと思う。
でも、なんていうのかな?
もっと気楽に、自分のことばで17文字を並べてみたいと思う。
生意気かも知れないけれど、
私の世界を作りたいなんて思う
それと同時に、本来の俳句の技術も身につけたいとも思うのだ。
これからの人生の課題だ。
そういうものがあるっていいと思う。
下手でも何でも、とにかく投句はする。
○菜の花続くバイパスを走り抜け (郭公)
○子らの声子らの指さす花筏 (郭公)
○玄関に夫の声あり初燕 (郭公)
○歌手になりたい新しいランドセル
○春の朝二羽の野鳩や塀の上
出無精は仰ぐ青空花粉症
ラインあり夫の知らせる初燕
雨上がり桜一輪みつけたり
踏切の音のみ聞こゆ春の雨
納豆に青海苔の香や朝の膳
満開の枝垂桜の多磨墓地へ
今朝咲きし隣の花の高き枝
青空を縁取るソメイヨシノかな
小江戸めぐり鉄砲隊や花吹雪
草むしり見合わす顔に春の風
朝の雪夢のごとくに消えし雪
春の夜や独り時計を見てばかり
花のつぼみよ膨らんだ開いた
ぼんぼん降ってぱっと消え春の雪
舌足らず声聞きほれし春うらら