先日もブログにてお伝えしましたが
一昨日、2022年初の芸術鑑賞公演を
名古屋市立中央高等学校にて実施させていただきました
「言葉がないからこその自由」を掲げSOUKIは活動しています
担当してくださっった原先生が
このテーマに共感してくださり開催の運びとなりました
中央高校は自分だけの時間割で学習を進める単位制高校であり
無学年、無学級という仕組みを設け
生徒に学びやすい環境を用意している特色ある学校です
その学習の中には、外部から講師を招き
幅広く、様々な分野に関して学習する
「中央セミナー」という学習機会が設けられています
今回、SOUKIが「学習セミナー」を担当しました
学校側とも何度もメールにてミーティングを重ね
ミーティングにて私が発した言葉は
金子みすゞさんの
「みんなちがって、みんないい」でした
パントマイムは「言葉」を使用していない表現なので
感じ方は千差万別で良いのです
そう、みてくれた人がひとりひとり感じたことが正解なのです
この言葉にも共感していただけました
パントマイムに触れることで感性を磨き
今後の生活が少しでも豊かになることを願っています
先生から「初めてみたパントマイム、面白かった！」
と多くの生徒から感想があり
また、先生からは「プロの仕事を目の当たりにいたしました」
とも伝えていただきました
今後も
一つ一つの学校、一人一人の生徒と真摯に向き合い
しっかりと準備をしてパフォーマンスをしていきます
こうした地道な活動がパントマイムの未来にもつながっていくと信じています
幕が上がる前
毎回、毎回、不安に襲われます
どんな公演でも同じです
「俺たちのパフォーマンスが受け入れられるのか？」
開演前はいつもこの言葉が頭をよぎります
その時、背中を押してくれるのは
「稽古量であり、稽古の質であり、覚悟」です
これがなければ押し潰されるでしょう
だからいつまでもサボれないんですよ
＊今回、学校名と先生のお名前、お写真を掲載することは了承を得ています
スーパーパントマイムシアターSOUKI
江ノ上陽一