若い頃に、「平凡が一番」とある年長者に諭され憤りをおぼえたことがあります。
特別になりたかった。社会の価値基準に振り回されていたとも言えます。
平凡非凡とは、ある一つの基準、一定方向のものさしにおいて基準に達したきわめて人数が少ない方を少ないから「非凡」と呼び、
残りのほとんど多くの方は「平凡」に振り分けられるものなのに、「平凡」に甘んじるのが辛かった。
「平凡が一番」と言われるとあたかも「あなたは非凡になれないダメな人」とレッテル付けをされたようで、悲しみをおぼえました。まったくの思い違いをしていたのです。
ですがこの平凡非凡も、視野を拡げ、いろんな角度からものさしをあてがって、細目を問えば、すべての人が「非凡」です。
平凡非凡の話からは少し逸れますが上の動画で、
一人一人、ひとつひとつ動きが違っていることは、ミクロの世界も人も同じだという説明がありました。
量子の世界において、個別で見ると、てんでばらばらに自由に動いていることがわかった。個別には運動の3法則、ニュートン力学のようなもの、いわば「秩序」がまったく適用しないことが研究によって明らかになっています。
そしてそれは量子だけでなく、私たち人間も同じようなものであると。人間もミクロなものでできている。
ニュートン力学が間違っていたというわけではありませんが、平均でならされると見えなくなる。
平均だとニュートン力学でも良かったのです。
2004年に出版された『トランサーフィン(振り子の法則)』。
ロシアの量子物理学者が書いた本で、絶版になっていてkindle版も出てなくて、中古ではえぐい価格で取引されていて、今のところはこの紹介動画を見ただけなのですが、
なんかちょっとこれまで読んだ本とは切り口が違っていて面白かったです。
トランサーフィン(振り子)は無数にあります。
学校、パートナー、家族、会社、コミュニティ
私たちは何かしらの振り子のメンバーとして所属しています。
そしてそれは動物も同じ。
アリの巣、魚群、動物の群れ、バクテリアのコロニー
集団の思考が同じ方向を向くことで振り子にエネルギーが生まれます。
どんな振り子であれ、メンバーのエネルギーを吸収することで存続できるのです。
メンバーは自分の意志でなく会社の利益のためや会社のルールにしたがって、つまり
振り子の意思で動いて振り子にエネルギーを吸収されていますが、多くの場合それに気づいていません。
良い振り子だってあるのでは?
振り子は、あなたがしあわせであること、平穏に静かに暮らしていけることに一切関心がないから、
あなたのエネルギーを摂取しているという性質自体に変わりはありません。
振り子のルールに違反したら振り子の周波数に合わなくなり、振り子と共鳴しなくなるから、
追い出されることになります。振り子の中にいる限りは自由を制限される仕組みです。
幸せであるためには、振り子から身をかわすか、振り子をてなずける必要があるのですが、
幸せの波は振り子の反対側にある場合が多いので、振り子に振り回されているとそのことに気づけません。
振り子に振り回されるのは情報フィールドが狭いせいなので、振り回されないために思考領域を広げる、あるいは傍観者でいること。
幸せに波長を合わせようと振り子から離れ、苦悩や葛藤が消失したところで、それは荒野に出たようなもの。自分も振り子であることを意識します。自分に最適な振り子と共振、共鳴していく。
ポジティブなエネルギーには、破壊的ポテンシャルが生まれることはありません。
宗教、哲学、思想、すべてに一致しているのは「愛」=「宇宙」です。
💓今日も、最後までお読みいただきありがとうございました💓