小学校に入ったばかりの頃、仲のよい2人の友達と下校しながら「今日は何して遊ぼうか」という話になると、「学校ごっこ!」と言うのが僕だった。
おいおい、せっかく学校が終わったのに遊びも学校かよ、と彼らは思ったろう。
それでも同意してくれ、「じゃ、おらは生徒」「おらも」…ということで、では仕方なく、という表情をしながら僕が先生をする。
自宅でそれは始まった。おもちゃの黒板を使って授業をし、2人分の漢字テストをボールペンで作成し、「ではこれをやりましょう」と配布し、添削し、採点した。
初めのうちは素直に生徒役を演じてくれた友達も、やがて先生役を要求しだし、でたらめな授業をしたり、生徒役であっても全然言うことを聞いてくれなくなったりし、間もなく学校ごっこは閉鎖された。
僕の指導法が高圧的だったのだろうか…?
(写真:母校の小学校)
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