先ず、このような状況で演奏会が開催できた事をお慶び申し上げます。
民俗色が濃厚な曲は、マンドリンやギターが本来持っている楽器の特性にぴったり!独壇場ですね。
その様な曲は特に、楽譜通りにやっただけでは何も生まれません。
「どうしてもこうやりたい」という熱意があれば、楽譜の縛りは少々破っても良い。
やり過ぎと思ったらまた原点に帰る。その対話の繰り返し。
一例として、弱音の魅力をもっと大切にしてはいかがでしょう。
コンサートは音楽への姿勢・生き方が試される場。好きだけでは済まない。憎くなることもある。
単に好きだから弾く、というそのもっと先を体験したくは無いですか。
「やれる」と信じ、葛藤を乗り越えれば、その先にはどんな世界があるでしょう?
しかも全員で結束した時の感動と言ったら…それが合奏の醍醐味、それが指揮者の仕事。
(静岡県高等学校文化連盟「第24回演奏会:ギター・マンドリン部門」で私が述べた講評/掛川市生涯学習センター)
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