エゾ中村のブログ

「藤圭子」から「現代医学の功罪」まで、思いの丈を綴ります。 ・・・ From 北海道 ・・・

女性 No,1 “歌手”&“俳優”

2020-04-11 08:42:12 | 芸能・アイドル

◎アメリカン・ドリーム「バーバラ・ストライザント」


日本一、歌が“上手い”女性は誰か? さて、誰でしょう。 現役か?・歴代か?・レコードの売り上げか?・・・ 何を対象に選ぶのか、案外 難しいものです! 「美空 ひばり」・「天童 よしみ」・「宇多田 ヒカル」・・・ 人それぞれ、判断基準が異なるので 一人を決めるのは難しい。 しかし、全米ナンバーワン・女性アーティストを選ぶのは簡単です。 

その人の名は、「 バーバラ・ストライザント 」です!

彼女を、ご存知でしょうか? 「バーバラ・ストライザント」は、1970年代以降 “歌手”として“女優”として活躍する女性で、歌手としては「ビートルズ」や「エルビス・プレスリー」に次ぐ実績があり、「マイケル・ジャクソン」より上位にランクされる“アーティスト”です。 ヒット曲は 多過ぎて、紹介するのが大変です。(省略) ◎ 2005年 女性アーティスト全米トップセールス賞 

女優としては、アカデミー賞(2回)・オスカー賞(2回)・エミー賞(6回)・ゴールデングローブ賞(11回)・グラミー賞(10回)・トニー賞(1回)・ケーブルエース賞(2回)を受賞する“スパー・スター”です。 作品は、「ファニー・ガール」・「追憶」・「スター誕生」 etc 。  ◎ 1995年 グラミー生涯成績賞 

間違いなく、全米ナンバーワンの“歌手”&“女優”です! 彼女ほどの “エンターテイナー”は 他に居りません。 そんな「バーバラ」は、日本で人気がないのが 不思議です。 おそらく、「マリリン・モンロー」に比べ 色気がないとか、「レディ・ガガ」や「マドンナ」より派手さがないからでしょう。 しかし アメリカ人は、美意識も音楽に対する感覚も、日本人とは違います。 シンプルに「歌も 演技も、良いものは 良い」それだけです。 “ポップス歌手”&“映画俳優”として、アメリカン・ドリーム を手に入れた スーパー・スター、そんな「バーバラ・ストライザント」の魅力を 紹介します。 映画の主題歌は、自ら作曲し歌います。 女優として映画に出演するどころか、編集や監督も務めるバイタリティーは、天性の“エンターテイナー”です。 そんな天才は、世界中どこを探しても 彼女以外 存在しません!

◎ 映画“追憶”で共演した「ロバート・レットフォード」

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私が「バーバラ・ストライザント」を知ったのは、1973年に放映された「The Way We Were ・追憶」を観たのが始まりです。 勿論、主題歌「追憶」も同時に聴きました。 映画は、“アメリカン・グラフィティ”(平凡な日常)をドラマ化したものでした。 当時、二枚目俳優として人気のあった「ロバート・レットフォード」の恋人役が、美人とは言えない「バーバラ・ストライザント」その人でした。 目が鋭く・わし鼻で カスレ声なのに、セリフに不思議な優しさが 感じられる彼女でした。 映画の内容は、結婚した二人が 日常の中で 自由奔放に暮らしたい「バーバラ」と、優しく真面目な「ロバート」が、将来について葛藤し 20年後に円満離婚する設定でした。 アメリカ人気質を如実に反映した、情緒的なストーリーだったと思います。 なぜか、「記憶」に残る「追憶」でした。 兎に角 「バーバラ」は、歌が上手く&演技が上手い 個性的かつ魅力ある“エンターテイナー”です!

ダイアナ・ロス」は、「バーバラ・ストライザント」のライバルとして追随していました。 歌唱力は、甲乙つけがたい関係です。 ただ「マイケル・ジャクソン」のスキャンダルを批判した「バーバラ」と 擁護した「ダイアナ」の対立が、アメリカ芸能史に 少なからず影を落としました。 1970年代、“肌の色”問題です。 今では考えられない“人種差別”でした。 「ダイアナ・ロスとシュープリームス」&「ザ・スリー・ディグリーズ」・・・ 振り返ると、素晴らしい“ミュージシャン達”でした!
「昔は良かった」とは言いません。 「歌は世につれ、世は歌につれ」・「良いものは良い」 それが、人々の感性ではないでしょうか?