2月19日、当ブログで「“結核”と“新型肺炎”の関係」をテーマに投稿しました。 その中で “新型肺炎”(COVID-19)は、“結核”と全く違う疾患と言及しました。 その根拠は、結核で亡くなった叔父が、重体のまま“サナトリューム”(鍵のない牢獄)に隔離されながら、9年間生きた状況を説明しました。 肺機能は、毒性の強い病原菌(結核菌)に侵されたとしても、数か月で死に至る事は有り得ません!
そこで、“新型コロナウイルス”による肺炎を、“アナフィラキシー・ショック”などの『アレルギー』かも知れないと 強調しました。 その予測は、的を射ていたか? 俄かに「サイトカインストーム」なる「アレルギー疾患」が浮上しています! 毒性が弱い筈の“新型ウイルス”に、生体機能が過剰反応(暴走)し、自己の免疫まで攻撃してしまう“抗原抗体反応”すなわち“ショック症状”です。 「肺をはじめとする複数の臓器が 激しい炎症を起こし、血圧が大幅に低下する急性疾患です」 その原因は、勿論 抗原(ウイルス)感作です。 身近に“新型コロナ陽性患者”がいれば、確実に罹患します。 しかし、急速に重症化したり死に至るのは、潜在する「アレルギー疾患」の可能性が高いのです!
◎『アレルギー』は、抗生物質などが引き起こす薬害の可能性が高い。
“新型コロナウイルス”は、国境や人種に関係なく世界中に拡散しています。 しかし、国別の感染者や死亡者に大きな違いがあります。 発症源の中国・武漢は別にして、欧米の感染者・死亡者が 桁外れに多い事が分かります。 特に“アメリカ合衆国”です。 なぜ、“オーバーシュート”(爆発的蔓延)が起きたのか? “国民性”なのか“生活習慣”なのか? そこに“新型コロナウイルス”の正体がある筈です!
アメリカ合衆国の“合理主義”は、良くも悪くも徹底しています。 農産物であれば、大量生産(儲け)の為に “残留農薬”も“遺伝子組み換え”も、あえて許す国民です。 医療であれば、市販のクスリ(抗生物質)で自己治療する国民です。 20年前のデータによると、アメリカ人の 5割以上が 何らかの『アレルギー』を抱えていると報告がありました。 その要因に上げられていたのは、万能薬として多用される“抗生物質”でした。 ウイルス疾患に効果はありませんが、偶々 症状を和らげたり 体力を回復させる作用があるので重宝している様です。 それが問題です。 医者の診断を必要としない“市販薬”の副作用が、余病『アレルギー』を引き起こす可能性が高い!(日本では、錠剤の抗生物質は市販されていない) おそらく“ヨーロッパ”各国の状況は、アメリカ合衆国の習慣に似ていると思います。
果たして、日本は安全か? 重症の「アレルギー疾患」は、欧米に比べ大幅に少ない。 その一点が、幸いしていると思います。 現在のところ、“新型肺炎”(COVID-19)による死亡者は、欧米より二桁以上低い 400人弱です。 抗生物質で治療中の入院患者が、死亡者の大半を占めているのですから、例年(インフルエンザ)の“院内感染”と大差はありません。 その様に考えると、日本ではアメリカで起きた“オーバーシュート”は起きないと思います。 また、ロシア・インド・アフリカ・ブラジルなどの医療後進国は、“新型コロナウイルス”の集団感染があっても、重症者・死亡者は欧米と比べて少ない筈です。(大胆予測)
一体、何を恐れる必要があるのか? 日本人にも、欧米の合理性を真似る人が大勢います。 仕事(時間)に追われる生活の中で、風邪気味の時に市販の内服薬を多用したり、“アスピリン”などで鎮痛・解熱する方は“要注意”です。 また、花粉症を“現代病”と軽く見て、あれこれ市販薬を試すのは危険です。 『アレルギー』に効くクスリは、現実にありません。 長年「アレルギー疾患」に苦しむ 私が言うのですから、多少なり信憑性があります。 「アレルギー疾患」に化学療法剤を多用するのは「火に油を注ぐ」事と同じです。 “薬剤耐性菌”が増加し、クスリが効かない“負のスパイラル”に突入するのです。 “新型肺炎”(COVID-19)の重症化が『アレルギー』に起因するとすれば、“ワクチン”や“特効薬”は 何の効果もありません?
これは 医者や専門家の考えと 180° 違い 360° 間違っているのでしょう!