先日(5日・6日)“テレビ朝日” 開局 60周年の記念として、ドラマスペシャル『逃亡者』を 放映していました。 興味と期待を込めて 観ました。 計 4時間の番組でしたが、完成度は “秀逸” だと思います。 特に 犯人役「渡辺 謙」と、刑事役「豊川 悦司」の演技は “圧巻” でした。 勿論 他の出演者も、素晴らしい演技を披露してくれました。
褒め過ぎかも知れませんが、20数年前に上映された「ハリソン・フォード」主演の『逃亡者』(リメーク版)より、良かったと思います。
褒め過ぎかも知れませんが、20数年前に上映された「ハリソン・フォード」主演の『逃亡者』(リメーク版)より、良かったと思います。
私が、初めて『逃亡者』を観たのは、50年以上前でした。 毎週土曜日の夜に放映されたアメリカ版のドラマです。 数年に亘る大作でしたので、詳しい内容は記憶していません。 概ね 逃亡中「キンブル」を「優しく匿う者・警察に密告する者・ケガを治して貰う者・食料やお金を与える者」様々なストーリーと「キンブル」が真犯人を探す困難は、微かに覚えています。 また、ドラマの冒頭で流れる “ナレーション” は、今でも頭をよぎります。 「リチャード・キンブル 職業医師、正しかるべく正義も 時として めしいる事がある・・・」 懐かしい。 それ程、印象深いドラマだったのです!
日本版で、犯人役「加倉井」が アメリカ版では「リチャード キンブル」、刑事役「保坂」が「ジェラード」と、“冤罪をかかられた医者” 対 “冷酷な刑事” の、壮絶な “捕物劇” が スリル と サスペンス を生んだと思います。 アメリカ版では、“追いつ追われつ” の攻防が 数年続きました。 日本版は、4時間に端折っているのが不満ですが、それも仕方がない事です。 長編を短く纏めたのですから、構成の努力が窺えます。 本当に良かった。 これを機会に “テレビ朝日” で、“シリーズ化” して欲しいと願っています!
◎ 職業医師「リチャード キンブル」
最近の “ハリウッド映画” は、“トリック” や “CG”(コンピューター・グラフィック)を駆使した作品が多過ぎます。 単純に、“ストーリー” や “演技” を楽しむ観客には 不満が残ります。 “タイムマシン” で、“過去に飛んだり”・“未来に飛んだり” は、アニメーションの世界で “十分” です。 日本が得意の「アニメ映画」それだけで、いいと言う事です! “戯言” でしょうか?