エゾ中村のブログ

「藤圭子」から「現代医学の功罪」まで、思いの丈を綴ります。 ・・・ From 北海道 ・・・

2020-12-11 08:37:27 | 旅行・地域

◎「襟裳岬」

北の大地・北海道 は、至る所に 岬 があります。 恵山岬・雄冬岬・黄金岬・納沙布岬・・・、中でも 襟裳岬 は人気があります。 「“太平洋” 以外、右を見ても左を見ても何もない。 年から年中 強風で、観光もままならない」こんな贅沢は 他にありません。 歌手「森 進一」が歌う「襟裳岬」は、 襟裳の春は~何もない春です ♪  「何もない」から、雄大な自然を満喫できるのです!

◎「積丹岬」

私的には、積丹半島の 神威岬 がベストです。 雄大な景観は、襟裳岬を凌ぎます。 まるで巨大な恐竜が、日本海に向かって泳ぎ出すかの様です。 誰しも「女人禁制の門」(現在は女性もOK)を潜り、先端部に行きたい衝動に駆られますが、簡単ではありません。 急な階段を下りて 長い遊歩道(チャレンカの道)を渡り最先端に行くには、健脚が必要になります。 普段 四足頼みの私は、残念ながら往復する自信はありません!(己に喝)

◎「宗谷岬」
  

北海道の最北端(北緯45度31分)宗谷岬 は、雄大です。 43キロ先の “サハリン” の島影が見え、日本とは思えない旅情を体験できます。 利尻島 や 礼文島 は、目の前です。 “ヒグマ” であれば、利尻島まで 泳いで渡る事が出来ます。(昨年 生まれ故郷に戻った様です) 
なぜか、他の岬にある 陸地から伸びる小島(岩礁)が見当たりません。 おそらく 知床半島と同じく、数万年に及ぶ “流氷” の到来で、多くの岩礁が削り取られた思います。 自然は “偉大” です! 

◎「地球岬」

室蘭市に、地球岬 があります。 大胆な名称と思われがちですが、語源はアイヌ人が “ポロチケップ”(親なる断崖)と呼んでいたのを、チキュウと言い換えたもので “地球” は当て字です。  地球岬は、高さが 100m前後の断崖絶壁が 14㎞続く、北海道でもトップクラスの景勝地です。 
10㎞以上、人が侵入出来ない断崖は、津軽海峡を渡る野鳥達の休息地でもあります。 野鳥好きな方は、春または秋に徒歩で野鳥観察(撮影)する事をお勧めします。 渡り鳥を狙う、珍しい ハヤブサ に出会える可能性があります。 車で横断するのは可能ですが、車窓から景観を満喫する事は出来ません! 


大海を見渡せる “岬” は、自然に親しむ最良の “ポイント” です。 北海道で一番の “岬” はどこか? “岬” とは言いませんが「函館山」が “最高” だと思います!

◎「函館山」麓に“立待岬” あり 、山全体が “岬” かも知れません。


「リチャード・キンブル」職業 医師

2020-12-09 08:15:57 | 日記
先日(5日・6日)“テレビ朝日” 開局 60周年の記念として、ドラマスペシャル『逃亡者』を 放映していました。 興味と期待を込めて 観ました。 計 4時間の番組でしたが、完成度は “秀逸” だと思います。 特に 犯人役「渡辺 謙」と、刑事役「豊川 悦司」の演技は “圧巻” でした。 勿論 他の出演者も、素晴らしい演技を披露してくれました。 
褒め過ぎかも知れませんが、20数年前に上映された「ハリソン・フォード」主演の『逃亡者』(リメーク版)より、良かったと思います。 

私が、初めて『逃亡者』を観たのは、50年以上前でした。 毎週土曜日の夜に放映されたアメリカ版のドラマです。 数年に亘る大作でしたので、詳しい内容は記憶していません。 概ね 逃亡中「キンブル」を「優しく匿う者・警察に密告する者・ケガを治して貰う者・食料やお金を与える者」様々なストーリーと「キンブル」が真犯人を探す困難は、微かに覚えています。 また、ドラマの冒頭で流れる “ナレーション” は、今でも頭をよぎります。 「リチャード・キンブル 職業医師正しかるべく正義も 時として めしいる事がある・・・」 懐かしい。 それ程、印象深いドラマだったのです!

日本版で、犯人役「加倉井」が アメリカ版では「リチャード キンブル」、刑事役「保坂」が「ジェラード」と、“冤罪をかかられた医者” 対 “冷酷な刑事” の、壮絶な “捕物劇” が スリル と サスペンス を生んだと思います。 アメリカ版では、“追いつ追われつ” の攻防が 数年続きました。 日本版は、4時間に端折っているのが不満ですが、それも仕方がない事です。 長編を短く纏めたのですから、構成の努力が窺えます。 本当に良かった。 これを機会に “テレビ朝日” で、“シリーズ化” して欲しいと願っています!
   
◎ 職業医師「リチャード キンブル」

最近の “ハリウッド映画” は、“トリック” や “CG”(コンピューター・グラフィック)を駆使した作品が多過ぎます。 単純に、“ストーリー” や “演技” を楽しむ観客には 不満が残ります。 “タイムマシン” で、“過去に飛んだり”・“未来に飛んだり” は、アニメーションの世界で “十分” です。 日本が得意の「アニメ映画」それだけで、いいと言う事です! “戯言” でしょうか?  

ワクチンは打たないで!

2020-12-07 08:47:01 | “現代医学の功罪” 関連
インフルエンザワクチンは打たないで!」

・・・ 母里 啓子 著(双葉社発行) ・・・ 

* 千葉大学医学部 卒業(医学博士)1934年生まれ
* 伝染病研究所(旧・東京大学医科学研究所)
* 国立公衆衛生院疫学部感染症室長
* 横浜市衛生研究所長 等

「母里博士」は、ウイルスの研究者として 公衆衛生に関わる国の職員として、半世紀以上 “ワクチン” を 見続けて来られた方です。 1997年、小中学生に対する “集団接種” を止める様に、厚労省に働きかけた人物でもあります。 そんな「母里博士」が、ワクチンの危険性を 世の中に訴えたのが、著書「インフルエンザ・ワクチンは打たないで!」です。
どこに 疑問があるのでしょうか? 「ウイルスを学んだ者の常識」と、ワクチンの危険性を強調しています。 決して 著書が、自己の 利益 や 売名 を目論んだ作品ではないのです! 
“インフルエンザ・ワクチン” だけではありません。 全てのワクチンが、接種による効果より副作用が勝ると、一貫して主張しています。
ワクチンに対する期待が膨れ上がる今「将来に禍根を残す結果になる」と、引退後も進言し続けています。 その思いを、我々も受け止める必要があります!
 
◎ ウイルス学の権威「母里 啓子」


新型コロナウイルワクチン” ? 過去に実績がない “m RNA ワクチン”(遺伝子操作)が、半年足らずの研究で完成したと言うのです。 余りにも 拙速です! 確たる検証もなく、不特定多数に接種するのは、結果を恐れぬ暴挙です。 「ドナルド・トランプ」が、大統領選挙勝利が目的で 製薬会社の尻を叩いたワクチンに、どれ程 信憑性があるのでしょうか? 中国の「習 近平」も、ロシアの「プーチン」も、イギリスの「ジョンソン」も、同じ様に “政治目的” でワクチンを促進しています。 まるで “ワクチン戦争” です。 我々も、参戦(参加)する必要があるのでしょうか? 日本の「菅総理」も、来年の “東京オリンピック” を見据えて、ワクチンの供給を急いでいる様です。 “集団免疫” を獲得する為のワクチンであれば、接種を否定する事は出来ません。 ただし 世界規模の “人体実験” であれば、大問題です! 少なくても 私は、任意である “ワクチン接種” を “拒否” します。 法律においても、“集団接種” は義務付けられて いないからです。 

◎「ファイザー製薬」の “m RNA ワクチン”
 

「母里博士」は、プロとして鋭い意見を述べています。 「“インフルエンザ・ワクチン” は、血液中に “抗体” が出来ても、“喉” や “鼻” には抗体は出来ない。 それゆえ、ワクチンの効果に期待できない。 また、“罹患しても重症化を防ぐ” は “嘘” 」 要するに 血中に抗体が出来ても、伝染病(病気)を免れる為の “免疫” になり得ないと言う事です。 それは、“インフルエンザ” に限らず “新型コロナ” においても同じです。 

過去に実績がない新技術「m RNA ワクチン」を信じますか? ウイルス学の権威「母里博士」を信じますか? “ファイザー製薬” のワクチンが、日本で接種を始める迄には、おそらく半年ほど猶予があります。 その日が来るまで、欧米・中国・ロシア などの状況を、冷静に見守る必要があります。 ワクチンが “夢の新薬” でない現実を!     

“五十集屋”(いさばや)

2020-12-05 08:10:48 | 日記

江戸時代、義理と人情に厚い魚屋の「一心太助」が活躍していたそうです。 魚屋と言っても、街に出て魚を売り歩く“行商” だった様です。 武家屋敷や料亭に卸す鯛や平目などの高級魚ではなく、五十集(いさば)と言われる庶民が買える 安い魚(アジ・イワシ・サンマ・サバなど)だったと思います。  当時は 冷蔵庫も氷もなく、漁師から仕入れた魚は 鮮度が落ちる前に売り捌くのが、行商人の “腕” だと思います。 勿論、“口八丁” も必要です!

私の記憶では、昭和後期まで 行商で魚を売る “五十集屋”(いさばや)が、活躍していたと思います。 その大半が、老婦人でした。 亭主 や 息子 が獲ったであろう魚を、大きなジュラルミンのケースに入れて背負い、人口の多い街へ 列車に乗って売りに行くのです。 小さな漁船しか持てない漁師にとって、行商は 収入の大半だったと思います。 その時代 規模の小さい漁師は、生活に困窮していました。 なぜなら 何処の家でも、食べ盛りの子供が沢山いたからです!

◎ 大衆魚を売り捌く“五十集屋”

昭和の「一心太助」ではありませんが、高校時代に通学列車で 毎日の様に “五十集屋” を目撃しました。 年の頃は70歳近く、痩せて小さい老婦人でしたが、その迫力は同じ “五十集屋” の中でも、別格(ボス)でした。 列車に魚を入れたケースを乗せると、ふさがっている座席に割り込むのです。 「僕たち 婆さんを座らせろ」と、二人掛けのシートの真ん中に、尻を差し込むのです。 たまらず席を譲ろうとすると「気を使うな 座っていろ」まるで命令です。 孫の様な高校生と、体を接するのが好きだったのかも知れません。 おもむろに “キセル” を取り出し、きざみ煙草に火を点け一服するのが日課でした。 決して、世間話はしません。 寧ろ 列車で、暫し疲労を取っていると感じました。(老人に行商は重労働です) 正確な年齢も名前も分かりませんが、小柄な婆さんは 学生達が一目置く存在でした。

◎ 老婦人が集まる “行商列車”

おそらく 老婆が引退した後も、“五十集屋” と言う職業は 引き継がれたと思います。 “五十集屋” は、東北地方の方言の様ですが、北海道でも知られた言葉です。 店舗を持たない “魚屋”、大衆魚を扱う “行商” として、昔は “お得意様” 相手に活躍していました。 懐かしい 昭和の風景でした。

あれから 50年、私も行商の “婆さん” の年に近付きました。 北海道の動脈 JR 室蘭本線に SL(蒸気機関車)は無くなりましたが、通勤・通学列車は 昔と同様に走っています。 変わったのは、昔は「満員」・今は「ガラガラ」“五十集屋” に需要があれば、列車を独占できる 便利な時代になったと思います。 ただし、世の中が 大きく変わってしまった。 あの頃の “婆さん” の仕事 は、必要なくなったのです!(寂しくも悲しい)


“新型コロナ” 政府と分科会

2020-12-03 08:34:45 | “現代医学の功罪” 関連
冬の到来と共に、“新型コロナウイル” の感染者が 急増しています。 そんな中、経済再生を促進する為に “アクセル” を踏む “政府” と、感染症を抑制する為に “ブレーキ” を踏む “分科会” の攻防が、連日報道されています。 まるで、運動会の “綱引き” です。 一言「コントまがいの “茶番” は、今すぐ止めて欲しい」 観たくも 聞きたくもありません。 政治が決断しなければ、誰が国を動かすのか? 権限の無い “特措法” が足枷ならば、法律を変える冪です。 伝染病を甘く見れば、“医療” どころか “政府” が 崩壊します!

感染症対策分科会・クラスター班の「西浦教授」通称「8割おじさん」は、新型コロナウイルス” を放置すれば、感染が拡大し 約 40万人が死亡 すると、警告しています。 冗談でしょうか? 勘違いでしょうか? 感染症の専門家が、根拠なく人々に恐怖を煽る筈がありません!

人類が始めて遭遇する “新型ウイルス” の発生は、最大級の警戒をするのが当然です。 治療薬 も ワクチン も無いのですから、成り行きに委ねる判断は “最悪” です。 日本における “新型コロナウイル” は「重症者や死亡者が 欧米より少ない」「感染拡大は 概ね抑えられている」そんな曖昧な認識では、未知なるウイルス に対抗できません! 
“102年前” の大惨事「スペイン風邪」を思い出して下さい。 当時 日本の人口は、5,600万人でした。 そんな中で、37万人が死んだ伝染病の事です。 昔の事で 記憶も記録もない? そんな弁解は 通用しません! 当時 内務省が発行した「流行性感冒(スペイン風邪)大流行の記録」が、現存するのです。 第一波・第二波・第三波、現在の “新型コロナウイル” の蔓延は、“スペイン風邪” で言う “第一波” に匹敵するのかも知れません。 次に襲い来る “第二波” が如何に恐ろしいか、“感染症対策分科会” のメンバーは知っているのです。 だからこそ、40万人と少ない数値を掲げ 警告したのです!
 
    

上のグラフは、“スペイン風邪” が流行拡大した当時の、世界状況を数値で示しています。 1918年に始まり、1920年に終息しています。 延べ 3年に亘り、世界中に恐怖と犠牲を拡大しました。 世界で約 5,000万人の死亡者です。 日本人の被害は 少なかったのか? 死亡者 37万人は、世界に比べても少ない数ではありません! ウイルスに、国境も人種差別も無いと言う事です。 アメリカ合衆国の状況を「明日は我が身」と、より一層 警戒をする必要があります!
 
旧・内務省の記録では「スペイン風邪にかかり、生き延びた人々が “免疫抗体” を獲得した」と、結論付けています。 “集団免疫” を獲得しなければ、感染症は治まらないと言っている様です。 何の対策もせず、“新型コロナウイルス” の蔓延に立ち向かうとしたら「墓穴を掘って終息を待て」と同じ発想です。 分科会の警鐘を、政府は尊重する冪です! 間もなく「冬の嵐」が 遣って来ます。
* 日本における “スペイン風邪” 第一波(1年目)の死亡者は、3,337人。(文豪「菊池寛」の短編小説『マスク』参照) 現在、“新型コロナウイル”の死亡者は、2,238人。(12 / 03) 2ヶ月後・2年後の状況は、スーパーコンピューター “富岳” を駆使しても、解明するのは不可能です!
  
◎ “新型コロナウイル” とされる画像


日本政府は、医学的・科学的 な対応をしたのか? “新型コロナウイルス” が蔓延し ほぼ一年、経済再生の為「GO TO キャンペーン」を促進しただけです! 全く、分科会の警告を無視した “暴挙” です。 政府の中に、100年前の教訓: “集団免疫” を、今でも信じている “亡霊” がいる様です。 重症者 や 死亡者 が、十倍以上増えた時 政府は目が覚めるのでしょうか? 「運を天に任せる」無能な政治家がいない事を、ただ祈るだけです。(私も“神頼み”)