拘束されて36年余り本当の厳しさは誰にもわからないと思われます。今日は弟の家に病気のお見舞いに行ってきました。酷い痛風だということで病院に入院したということがわかりました。それで近くの病院にお見舞いに行きました。私と一つ違いの弟には連れ子は二人おりますが実の子はおりません。弟の妻は7歳年上でとてもしっかりとした女性です。
妻の実家は弟の家の近くで大金持ちで私に一緒に行かないかと彼女が言ったのですが何もお土産を用意していないから行きませんでした。何しろあちらの親せきはお金持ちが多いと言っておりました。いつも逃げ隠れして生きてきた私にとって普通の幸せな家庭を訪問することは非常に困難ですね!今の現状もそのようですが昔はもっとひどい暮らしをしておりました。
それはエイリアンからの電話がかかってきた時より前で何にもわからず設定に夢中になっていた頃のことです。毎日ほとんど寝ずに設定をやっておりました。風呂にも入らず床屋にも行かず自分の部屋で着の身着のままで生活をしておりました。食事と言えばおにぎりを一日一個と梅干を一個だけでした。これ以上ないと思われるくらいみじめな生活であったのです。
弟には妻がいるので病気になっても安心ですね!これが普通の生活なのです。私など病気になったら誰も頼ることはできません!人生の大部分を厳しい環境で生きてきたので私もこれからは病気のことが気がかりなのです。それにこれから迎える介護の問題もあります。もうすぐ65歳になってしまいます。エイリアンは気が楽ですがこちらは人間なので老いは必ずやってくるのです。
これからも更に厳しい現実が待っているのです。両親を失った今本当の厳しさはこれから先にやってくるのです。エイリアンのことは何もわかりませんが彼らは介護などなくてすぐに焼かれてしまうのだそうです。彼らには老後の問題はないということなのです。誰にも知られず地球に来て誰にも知られずになくなるのはいいですが私は人間ですからそうも行きませんね!
今日もみじめな思いというか悔しさで眠れません。