裏面打法は単板で

10mmの単板に両面ラバーを貼っている男が,卓球についてまとめます。

レジェンドとの一騎打ち

2018-12-13 23:48:32 | 試合
前回はアレクサンダー・ブゥについて紹介したが,最近何となくYouTubeを見ていたら,ある大物と戦っている動画を発見


それがこちら。

なんとあの江加良

同じペンでももうだいぶ先輩ではないか

2015年に中国国内で行われたある試合。

当時アレクサンダーはまだ中学生ぐらいかと見受けられる。

持ち前の裏面でレジェンドに果敢に挑むアレクサンダー。

しかし相手は元世界チャンピオン,全盛期ほどではないにせよ,切れのあるスマッシュで攻め,時折カウンターや巧みなコース取りで翻弄

それでも試合は最終ゲームにもつれ込むほどに,アレクサンダーは大いに健闘した。

ちなみに江加良自身は片面世代なのだが,この試合では3球目のみながら裏面ドライブも使っている。

試合を見てて思うのだが,江加良のサービスが完全にフォルトしまくりw

まあそんなに大きい大会にも見えないから,大目に見るとするか

では,また

レジェンド@ラスベガス Part2

2018-08-20 23:59:55 | 試合
前回に引き続き,また世界ベテランネタになってしまうのだが……

今度は50代の部にまた大物が出ていると知ったので,その事を少し。

その人物とはズバリ,パーソン


50代の部シングルス決勝の様子。

相手はドイツのポドピンカ。

名前は聞いたことはあるのだが,実際のプレーを見るのは今回が初めて

現役当時のように前陣のバックドライブの応酬を繰り広げる両者

しかし途中からパーソンがサービスの立ち位置を換えたり,逆にポドピンカが巻き込み式のサービスを使ったりと,両者とも最近の若手たちを意識したような動きを取り入れている。

時折繰り出されるポドピンカの打点の速いスマッシュもまた,今の時代のプレーを考えると新鮮にすら見える。

ただ,残念ながらこの試合ではあのコブラの異名を持つ,飛びついてからのスマッシュは見られなかったが

それにしてもこのパーソン,本当に若々しく見える


全盛期のダイジェストはこちら。

自分自身もかつて,クラブチームでの練習や試合で飛びついてからの裏面を放っていた時期が懐かしい……。

では,また

レジェンド@ラスベガス

2018-08-19 23:21:14 | 試合
灼熱地獄から一転,過ごしやすい時期がやってきたので,勢いでまた耳寄りなニュースを

以前陳衛星選手が来日した事を書いたかと思うが,そんな彼が何と,ある大会でプレーしているのをYouTubeで知ったのである。


それがこちら。

ネバダ州ラスベガスで行われている世界ベテラン選手権男子シングルス45歳以上の部決勝戦。

相手は元ドイツ代表のロスコフ

中盤までは普通に試合をしているのだが,陳衛星が場外ロビングを披露して以降,ウケ狙いに走り出す。

3ゲーム目に至っては陳衛星の方からブーメランスネイクを披露したり,カットしてからの1回転を決めるなど,徐々にチョケ気味にw

もう最後らへんにはフォアカットを反転せずにやったりするという

どちらが勝利したのかは,動画を見て確かめていただきたい。

ちなみに陳衛星は46歳,一方のロスコフは49歳。

2人とも歳とったな……。

では,また

蘇りし日ペン対決

2018-06-16 23:51:57 | 試合
日ペンによる若手が表立って出て来なくなり,おまけに多忙から練習の機会を失い,意気消沈することもある今日この頃……。

そんなある時,YouTubeを見ていたらちょっと元気が出てくるようなカードを見つけたので,ちょっとここに紹介しておく。



以前にも触れた森屋翼

対するはワールドラバーマーケットのXiaこと下川裕平

こちらの選手も前に紹介したぐっちぃさんと並んで,ワールドラバーマーケットを盛り立てる貴重なペンドライブマン

全日本選手権ですら見られなくなったであろう組み合わせを,まさかワールドラバーマーケットで見れると思ってなかったので,正直このカードには軽くテンション

今時のシェークのバック同士のラリーとはまた一線を画す,ダイナミズムとテクニックの激しい応酬

長身を生かした伸びのあるドライブのXiaさんに対し,バックハンドを振りながらも対抗する森屋選手。

台上からの小さい応酬からのドライブの引き合いは,やはりいつ見ても見ごたえがあっていい

今,全国レベルでこの組み合わせがほとんどなくなった今の時代に,また後からペンの若手同士で戦うのを見る日が来るのを,ひそかに期待している。

では,また

ジャパンオープン2018

2018-06-10 23:41:26 | 試合
世の中がワールドカップで話題になっている陰で,今年のジャパンオープン2018では早くも日本代表が驚くべき結果を出してくれたので,今日はその話を1つ。

今回時の人となったのは勢い著しい張本智和伊藤美誠

何とこの2人,最恐中国の面々を打ち破ってシングルス初制覇を成し遂げてくれたのである

これはまたすごい事になって来た……

今日はその中でも特に張本の試合を見ていきたい。


こちらが決勝の様子。

決勝の相手は何と歴代の世界チャンピオン,張継科

最初の2ゲームは王者の貫禄を存分に見せつけて取っていくのだが,3ゲーム目からはいつもの強気なプレーで突っ走って行く

5ゲーム目は残念ながらジュースで落とし,このまま張継科が勢いをキープして頂点へと思われたが,6ゲーム目をあっさりもぎ取った後,試合は最終ゲームへ。

一進一退の攻防の末,最後はバックへのロングサービスで決め,張本が勝利

相手が以前ほどのコンディションではないとは言え,勝ってくれたことには本当にびっくりしている。

改めて,日本の未来は明るいと感じた

では,また