裏面打法は単板で

10mmの単板に両面ラバーを貼っている男が,卓球についてまとめます。

北欧の自由人

2020-03-22 18:21:17 | 選手
仕事とコロナウイルスが折り重なり,今月ももはや下旬

しかしなりふり構わず更新しなくては

今回もまた,先月末以来の選手紹介。

今回紹介するのはミカエル・アペルグレン

80年代から90年代にかけて活躍したスウェーデンの選手で,同国が生んだ2大スターのワルドナー,パーソンの先輩にあたる。

左シェークドライブ型で,中陣からのドライブ攻撃を軸に戦うスタイルだった。


1989年世界卓球,男子団体決勝より。

パワーで相手を押しまくるでもなく,のらりくらりと相手をいなすようにドライブを操る姿が印象的

特に相手に攻められた時のしのぎの安定感が尋常ではなく,今の水谷準やサムソノフを思い起こさせる。

そのオールラウンド性を持ち味に,1985年の世界選手権でのダブルス優勝を皮切りに,後のスウェーデン黄金時代を切り開くきっかけを作った

うろ覚えではあるのだが,何年か前に卓球王国で彼のインタビューを見たことがあり,今後も現役を続ける意思を明かしている。

本人曰く,ずっと現役でないと気持ち悪いからだそうで

まあ確かに2004年の世界ベテラン選手権では40代の部(当時)で優勝していることからも,彼のモチベーションの高さが伺い知れる

生涯現役,やっぱ憧れるな……

では,また