この1カ月パソコンが使えない間にコメントを頂きまして、コメント欄には書ききれない事も有りましたので、また改めて私の乳がんについて書きますね。
色々あるガンの中でも唯一自分で見つける事が出来るのがこの「乳がん」
そして他の体の中でも切除した場合目に見えてその結果が表れてしまうのも乳がん・・・
胸って女性にとってはメンタル的にも非常にデリケートな場所。
全摘かそうでないかは気持ち的にも随分違ってくると言います。
私の場合、出来た場所が乳首のすぐ下。
もしもがん細胞が乳首まで浸潤していた場合は全摘になると言われていました。
昔ならば、乳がんと聞くと安全パイを含めて大きく切除したり全摘に至る事が多かったと聞きます。
でも医学は日々進歩している訳で…
ここ数年『センチネルリンパ生検』と言うものが行われ、必要以上に切除する事も少なくなりました。~とは言え、これも医師の診断次第なので開きは出ます。
センチネルリンパ節とはいわゆるリンパ節の門番。
ここにがん細胞が到達していないと、その先には行ってないと判断。
リンパ節の”余分取り”も無くなる訳ですネ。
当初「全摘の可能性も高い」と言われ、腹をくくった私^^
なまじっか残されて再発するよりは、いっそ潔く切ってもそれはソレと考えていました。
手術が終わって私の第一声「付いてる?付いてない?」
母が手で丸をしてくれたのを覚えています。
部分切除の際に施されたのが、同時再建。
先生曰く「メッシュ」なるサージセルを切除部分に入れるのです。
因みにふくよかな方は自分の背中の脂肪やお腹の脂肪を入れたらしいです。
実際自分のものの方が拒絶反応も無く上手くいきますからね。
ただ自分の脂肪を取れない人は、やはりメッシュでしょうね・・・。
手術後腋のところからドレーンを入れてリンパ液を抜くのですが、私の場合”入院中”殆んど溜まらず。
是が運のつきとも言うのか・・・
先生の話ではいつまでもドレーンを刺しているとそこからメッシュも流れ出てしまうから、いつまでも入れておくわけにはいかない・・・と。
ドレーンが抜けて1日経って退院。
当初10日間入院と言われていたのに、ナント!1週間で退院となってしまったのです。
そして・・・
退院したその夜から異常なまでに切った方の胸が張りだしたのです。
「リンパ液が溜まって胸が大きくなったりするけど、それは自然に吸収されるから気にしなくて良いよ」
そうは言われてもな・・・あまりの腫れにちょっと不安が募りました。
その後外来を受けるもとりあえず経過観察。
その1週間後に悲劇は起こりました。
病院によっては1~10日おきに溜まったリンパ液を抜いたりしてくれるそうですが、私の場合メッシュが入っているからですかね。その処置は有りませんでした。
いつもはじっとしていられない私もさすがに安静を保ち(笑)極力力を入れない様にしていたのでうけどね。
傷口の付きが悪かった事、切った場所が悪くて~と言うかそこしか切れなかったから仕方ないのですが胸の下ゆえとっても圧がかかりやすかった様で、傷口が決壊してしまったのです。
運良くまだ病院が開いている時間だったので、電車とバスで1時間半。胸にタオルを入れまくって押さえながら病院へ行きました。
こんな時に家族の居る人は旦那さんとかに連れて行ってもらうのでしょうけど~私は一人なので全て一人で対処しなければならないのです。
再縫合をしてもらうも尚傷口は塞がらず。。。
昨年の夏は暑かったですからね・・・
1日に何度も消毒をしてもやはりどこかで菌が入ったのでしょう。結局感染症を起こしかけていたので、サージセルは抜去しました。
私の場合母子家庭の恩恵で?医療費はかかりませんが、このサージセル、因みにお値段45000円です。
抜去後の胸は見るも無残な形となってしまいましたが、1年半くらいしたら再建も可能だと聞いたのでその時を待つことにしました。
こんな事は本当に稀で、私の場合は不運が重なった100例に1例くらいしかない失敗だったらしいです^^;
そんなこんなで、術後2ヶ月と5日でやっと放射線治療にこぎつける事が出来ました。
放射線治療は全25回。
間を空けると効果が薄くなるとかで平日は毎日通うことに!!
こんな時近いと楽なんですけどネ~
電車とバスを乗り継いで行くのも良いのですが、如何せん交通費がバカにならない。
~と言う訳で、後半2週間は車で通いました。
往復3時間。病院滞在時間15~20分・・・
でも体の為ですからね~
今は毎朝服用するノルバデックス(ホルモン剤)の治療中であります^^
幸いホットフラッシュや体重増加は有りません。
強いて言うなら、気分のムラが有るくらい。
~ってね、こっちの方が厄介よ!!
自分の体の中だけで収まってくれるものは良いけど、このムラっ気は他人に迷惑かけますから・・・(泣)
7年前に大腸がんも経験している私ですが、ホントの事を言うと乳がんにだけはなりたくなかったな・・・
だけど今思えばなる要素は存分に有った訳で…
20代半ばに子宮内膜症になり、その時の治療として「ボンゾール」を半年間服用。
この”ボンゾール”は乳がんのリスクを高めるらしいのです。
そして出産後、今回ガンが見つかった方で乳腺炎を繰り返していた事。
ホルモンのバランスが悪かったり、ストレスが溜まり過ぎていたり・・・
仕方ない…っちゃ仕方なかったのかなぁ~なんてね。
母であるけど父親の代わりもしなきゃいけない。
まだまだくたばる訳には行かないので、ガンに対しては徹底抗戦しますよ~!!
まだまだ語りたいことは有りますが、タイピングに疲れて来たのでこの辺でしばし休憩します♪
明日は放射線科の外来です。
また起きていられたら更新しますね☆
最近どうも10時過ぎると眠いのです。。。
ぁ~歳はとりたくないもんだわ^^
色々あるガンの中でも唯一自分で見つける事が出来るのがこの「乳がん」
そして他の体の中でも切除した場合目に見えてその結果が表れてしまうのも乳がん・・・
胸って女性にとってはメンタル的にも非常にデリケートな場所。
全摘かそうでないかは気持ち的にも随分違ってくると言います。
私の場合、出来た場所が乳首のすぐ下。
もしもがん細胞が乳首まで浸潤していた場合は全摘になると言われていました。
昔ならば、乳がんと聞くと安全パイを含めて大きく切除したり全摘に至る事が多かったと聞きます。
でも医学は日々進歩している訳で…
ここ数年『センチネルリンパ生検』と言うものが行われ、必要以上に切除する事も少なくなりました。~とは言え、これも医師の診断次第なので開きは出ます。
センチネルリンパ節とはいわゆるリンパ節の門番。
ここにがん細胞が到達していないと、その先には行ってないと判断。
リンパ節の”余分取り”も無くなる訳ですネ。
当初「全摘の可能性も高い」と言われ、腹をくくった私^^
なまじっか残されて再発するよりは、いっそ潔く切ってもそれはソレと考えていました。
手術が終わって私の第一声「付いてる?付いてない?」
母が手で丸をしてくれたのを覚えています。
部分切除の際に施されたのが、同時再建。
先生曰く「メッシュ」なるサージセルを切除部分に入れるのです。
因みにふくよかな方は自分の背中の脂肪やお腹の脂肪を入れたらしいです。
実際自分のものの方が拒絶反応も無く上手くいきますからね。
ただ自分の脂肪を取れない人は、やはりメッシュでしょうね・・・。
手術後腋のところからドレーンを入れてリンパ液を抜くのですが、私の場合”入院中”殆んど溜まらず。
是が運のつきとも言うのか・・・
先生の話ではいつまでもドレーンを刺しているとそこからメッシュも流れ出てしまうから、いつまでも入れておくわけにはいかない・・・と。
ドレーンが抜けて1日経って退院。
当初10日間入院と言われていたのに、ナント!1週間で退院となってしまったのです。
そして・・・
退院したその夜から異常なまでに切った方の胸が張りだしたのです。
「リンパ液が溜まって胸が大きくなったりするけど、それは自然に吸収されるから気にしなくて良いよ」
そうは言われてもな・・・あまりの腫れにちょっと不安が募りました。
その後外来を受けるもとりあえず経過観察。
その1週間後に悲劇は起こりました。
病院によっては1~10日おきに溜まったリンパ液を抜いたりしてくれるそうですが、私の場合メッシュが入っているからですかね。その処置は有りませんでした。
いつもはじっとしていられない私もさすがに安静を保ち(笑)極力力を入れない様にしていたのでうけどね。
傷口の付きが悪かった事、切った場所が悪くて~と言うかそこしか切れなかったから仕方ないのですが胸の下ゆえとっても圧がかかりやすかった様で、傷口が決壊してしまったのです。
運良くまだ病院が開いている時間だったので、電車とバスで1時間半。胸にタオルを入れまくって押さえながら病院へ行きました。
こんな時に家族の居る人は旦那さんとかに連れて行ってもらうのでしょうけど~私は一人なので全て一人で対処しなければならないのです。
再縫合をしてもらうも尚傷口は塞がらず。。。
昨年の夏は暑かったですからね・・・
1日に何度も消毒をしてもやはりどこかで菌が入ったのでしょう。結局感染症を起こしかけていたので、サージセルは抜去しました。
私の場合母子家庭の恩恵で?医療費はかかりませんが、このサージセル、因みにお値段45000円です。
抜去後の胸は見るも無残な形となってしまいましたが、1年半くらいしたら再建も可能だと聞いたのでその時を待つことにしました。
こんな事は本当に稀で、私の場合は不運が重なった100例に1例くらいしかない失敗だったらしいです^^;
そんなこんなで、術後2ヶ月と5日でやっと放射線治療にこぎつける事が出来ました。
放射線治療は全25回。
間を空けると効果が薄くなるとかで平日は毎日通うことに!!
こんな時近いと楽なんですけどネ~
電車とバスを乗り継いで行くのも良いのですが、如何せん交通費がバカにならない。
~と言う訳で、後半2週間は車で通いました。
往復3時間。病院滞在時間15~20分・・・
でも体の為ですからね~
今は毎朝服用するノルバデックス(ホルモン剤)の治療中であります^^
幸いホットフラッシュや体重増加は有りません。
強いて言うなら、気分のムラが有るくらい。
~ってね、こっちの方が厄介よ!!
自分の体の中だけで収まってくれるものは良いけど、このムラっ気は他人に迷惑かけますから・・・(泣)
7年前に大腸がんも経験している私ですが、ホントの事を言うと乳がんにだけはなりたくなかったな・・・
だけど今思えばなる要素は存分に有った訳で…
20代半ばに子宮内膜症になり、その時の治療として「ボンゾール」を半年間服用。
この”ボンゾール”は乳がんのリスクを高めるらしいのです。
そして出産後、今回ガンが見つかった方で乳腺炎を繰り返していた事。
ホルモンのバランスが悪かったり、ストレスが溜まり過ぎていたり・・・
仕方ない…っちゃ仕方なかったのかなぁ~なんてね。
母であるけど父親の代わりもしなきゃいけない。
まだまだくたばる訳には行かないので、ガンに対しては徹底抗戦しますよ~!!
まだまだ語りたいことは有りますが、タイピングに疲れて来たのでこの辺でしばし休憩します♪
明日は放射線科の外来です。
また起きていられたら更新しますね☆
最近どうも10時過ぎると眠いのです。。。
ぁ~歳はとりたくないもんだわ^^