想い出巡り

あいにくの曇り空

久しぶりに訪れた鵠沼海岸は、それはもう寒かったですよ…


「絶対寒いだろう」そう思ってこれでもか！と言うくらい着込んで行って正解でした。

上半身まんまる。おまけに茶色のモッズコートにニット帽、ムートンブーツの出で立ちはまるで冬空の下のスズメの如く…
まぁ雀の様に可愛くは有りませんけどネ。差し詰めチャボくらいか？（笑）


寒いながらも海には無数のサーファー達。
そして初めて見たけど、鳥の大群が海の上を、遠くから見るとまるで龍の様に飛んで行きました。
何だか縁起がいいな…

そんな事を思いながら海岸沿いを歩いていたら、ちらほら白いものが降って来るではないの！

そう。雪が舞ってました。
どうりで寒いはずだわ。。。


海に降る雪もなかなか風情が有って良かったですよ♪


Ｒ１３４

鎌倉までの道のり。

私には沢山の思い出が有ります。

この道が好きで、落ち込んだ時とかよくひとりでガンガン音楽を聞きながら走ったなぁ…と

その時の心情やらなんやら、今は懐かしく思い出しながら走っていました。


学生時代、大好きだった人の助手席でこの道を走った事もあったな～
とか

ひとりでドライブに行きたくない時に、付き合ってくれた人。

出発する寸前から大雨になって、潮の匂いも何も感じることなく、ただひたすら海岸沿いを走っていた事もあった。

夜の海。降り立った所で、知らない人達から「一緒にバーベキューしませんか？」
声をかけてもらった事もあったな。

海には下りずに車の中での食事する事も有った。

風が少し冷たくなり始めた頃の夜の海には月が綺麗に輝いていた。


数えればきりがないほど、この海には癒されて来たと感じています。


♪アナタはもう捨てたのかしら～♪
って昔のフォークソングにも有ったけど、あの時の貝殻はもう捨てちゃったんだろうね。



うだうだ～グダグダと色々な回想をしながら、ひとりきりのドライブでした。
ちょっとばかり感傷的になってしまったけど、何だか気持ちはスッキリ元気です。



けどアレですね。
ブログとかメールとか、普段は絶対口にしない様な言葉も、何の躊躇いも無くぽんぽん出て来るから不思議なものです。

このブログでも、愛だの恋だの語っちゃったりしてますが、素の私は口が裂けてもそんな事は言いませんよ。いや…恥ずかしくって言えませんネ。
言うとしたら思いっきり酔っぱらってる時くらい？！

人の話しには思いっきり突っ込みます（笑）

だけど自分の本心はなかなか出せない。
どんなに仲の良い人でお、いまだに明かせない事があるのも事実。

その人を信用してない訳ではないのです。
話してしまったら、自分でそれを認めることになる
それが何だか…どう言っていいか分からないけど、漠然とネ
話したくない。


でもそれは私だけの問題で、人が関わってどうにかなる問題では無いから良いんです。


いつも何かあると私は話合う事で解決する様心がけてきました。
だってね、自分の思ってる事とか考えてる事って、抱え込んでいても何にも解決しないでしょ？

私は話してその場で何とか解決したいけど、相手が取り合ってくれない。
これほど悲しいものは有りませんよね。

余計な想像や邪心が渦巻いて疑ってみたり…

ああでもないこうでもない。
自分の中で色々な考えが交錯して、良く無い方向へ走りがちでした。

昨年の今頃の私・・・

今思い返すと、酷かったな。
そう感じてますよ。


何も分からない。だけど確証のない事実がそこに存在しているのは何となく感じていて…
話したい。だけど取り合ってもらえない。
どんどん壊れて行っていた様な気がします。

信じたい事も、あまりに嘘が続くと信じる自信が無くなってくる物。
だけど何処かで信じたい。その気持ちは変わらない訳で…


優しさから来る嘘も、絶対にばれなきゃそれでいいと思う。
だけど嘘はいずればれるもの。
その時の衝撃と慟哭は様の無いものがありましたね。

遠まわしに拒否されていた事も、気付いていながら気付かないふりをしてしまっていた事も有ったな…
結果、それが私の重い行動へ繋がってしまったのですが…


話って巡り巡って色んな所から入ってくるものなんですよ。
聞きたくない事も随分聞かされたな。。。

だけど話したその人に罪は無いんです

その人は私の気持ちの在処も何も知らなかったのだから。

誰が悪い訳でも無い。私自身の問題なんです。



人を大切に思う気持ちって、自分の中できちんと管理できていれば良いけど、それが大きくなりすぎて暴走してしまうと、相手にとって迷惑以外の何ものでもない様になってしまう事も有るんですよね。

そこは気を付けねばならんと…
反省しきりの私で有ります。


初めて見返りを求めない自分が居る、こんな気持ちになれた事は私の人生にとって大きなプラスになった事は間違いないです。

ただ、身の丈に合った恋愛しなきゃね。


もうドキドキはいらないかな。

もっと落ちついた、オトナの恋をこれから探してみたいと思ってます。


ただひとつ。同じ過ちは犯しちゃいけない。
凄く好きだった人を忘れる為に他の人との結婚という道を選んでしまった…と言う事。

もう二度とそんな事はしちゃいけない。

時間がかかっても、自分が納得する道を選ばなきゃいけないんですよね。



女が何時までも元気で綺麗にいるためには、愛する事より愛される事の方が大事だそうです。



これからどうなるかは分からないけど、少しずつでも前向いて行けるよう、気持ちを切り替えて行きたいと思ってますよ。