写真ブログ・ずバッと「今日の1枚」。

          ままの自然と触れ合い感動の風情(絵)を毎日かかさずアップしています。

疫病払う長刀鉾(なぎなたぼこ)。

2014-07-22 06:45:25 | 風景写真
       「鉾先に大長刀を付け生稚児が乗ってた長刀鉾」


                                                                                                ◇豪華けんらんな前懸と胴懸は18世紀の絨毯だといいます。


    お早うございます、今日の1枚は。
   京都の祇園祭の前祭と後祭と合わせて33基の山と鉾にお目にかかれ(残りあと10基)て、前祭のその数ある山鉾の中で先日もくじ取らずの先頭で見られた長刀鉾をアップしました。
   ほかの鉾の稚児にすべて人形が乗せられておりましたが、長刀鉾だけ生稚児が乗り鉾先には大長刀を付けて疫病神を追い払って流行を治めてくれたのが当時の長刀鉾だったという。
   きのう入道雲が出てきたと思ったら、梅雨が明けたというではありませんか。おとといまで連日に鳴ってた雷もやっと収まってくれて、不安定続きだった天気ともこれでおさらばできそうです。



◇ほかの鉾は別にして長刀鉾は女人禁制で女性たちは鉾に乗って見学出来ない鉾でもある。



◇コンチキチンとお若い人たちで祇園囃を奏でておりました。



◇クギを使わず縄がらみという独特の技法で鉾は組み立てられていることがよくわかります。



◇総重量は人も乗ると鉾は12トンにもなるという。