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社会保険や働き方にまつわる「よもやま話」をご紹介します。
(扱う法律の内容は概要です)

見える(トンチン年金/高額療養費)

2012-12-20 | よもやまばなし社会保険
 研究会で大阪へ向かう途中、小腹が空いたので名古屋で途中下車。
改札を出ずに新幹線のホームできしめんをすすりながら、
見上げた先に帰省の度によく見た大看板はすでに無し

天声人語(大名古屋ビルヂング)
(東京朝日(新潟)2012年12月7日1面)

ただこの時は見えなかっただけで、大看板はこの直後に撤去
でも名前は残るんだそうで。

認知症高齢者避難 地元自治区が支援 豊田のグループホーム
(名古屋朝日(名古屋)2012年11月24日31面)

 9人を夜間1人で見ていたことが区長さんに見えたことで実現。
日頃からホームに地域の人々が招かれていたことによるもの。

お金のミカタ 長生きすることに「不安を感じる」と嘆く前に
(東京朝日(新潟)2012年12月15日b2面)

 長生きしてももらえるのかどうかよく見えない、といわれる年金。
記事にある「トンチン年金」とはみんなであらかじめ一定のおカネを払っておき、
長生きするヒトが先に亡くなったヒトが残した分も受取るというもの。
※「トンチン」は考案者の名前(ロレンゾ・トンティ)

 みんなで助け合うという考え方は国民皆年金(=賦課方式)に通じるのかも。
ヒトの死を望むという気持ち悪さはあるものの、
見えない将来のために無理して貯めこむ(=積立方式)のではない、
あることが見える工夫が必要なのかも。

国民年金未納 最高20%」(東京朝日(新潟)2012年12月18日7面)
財政難の厚年基金、97に」(東京朝日(新潟)2012年12月11日5面)
厚年基金廃止  見直しも」(東京朝日(新潟)2012年11月20日6面)
 
長びく闘病 治療費重く
(東京朝日(新潟)2012年12月4日33面)

 それでもなお、見えないことへの不安を抱えるヒトも。
高額療養費で一定額までの負担で済むものの、それでも月8万円ほど必要。
逆に月々の額が少なく長い期間に積もり積もって見えるようになることも。
そこで月だけでなく年でカバーする案が。

高額医療費に年間上限 自己負担減、最大60万円
(東京日経(朝刊)2012年11月15日4面)

 先日日本海側を襲った暴風雪でメガネが吹き飛ばされ割ってしまったスズキ。
見えることのありがたさをあらためて感じました…。
 
 





 

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