はかせ社労士 ぼちぼちお仕事中!

社会保険や働き方にまつわる「よもやま話」をご紹介します。
(扱う法律の内容は概要です)

その8~ヒトリ身

2009-06-25 | ものしり働きかた
 ヒトリ身で、若くて元気でヤンチャだったりすると(?)たびたび助けてもらうのもハズカシイ、
だから保険料を払いつづける(しかも有無をいわせず天引き!)のはなんだかモッタイナイ気がしてきます。
年金なんて考えたら、ず~っと先の話しですし・・・。

 でも今すぐ助けてもらえる仕組みはたくさんあります。
健康保険はその代表。医者にかかっても「問題なし!」となった場合、
それでも保険はちゃんと利きますよね。
歳をとっていなくてもカラダに不自由がある場合、すぐに年金が出ることも(しかも満額!)。

 ケンポウによると、クニは「社会保障」の「向上及び増進に努めなければならない」ワケで、
ヒトリ身だろうが若かろうが老いぼれていようが、同じようにやってもらわなければ困りもの。
そうそう、失業したときにも職安(ハローワーク)で「手当」、もらいましたよ。

 ところでこれまでの話し、勤め人で“なくなったら”どうなるのでしょう?
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その7~人生イロイロ

2009-06-18 | ものしり働きかた
 ところで、自分のお給料からの持ち出し=払っている保険料となるわけですが、
そうならないヒトも世の中にはたくさんいます。

 ボクは幸か不幸か30歳台半ばにしていまだヒトリ身ですが、もしいっしょに暮らしているヒト
(トウチャンやカアチャン、コドモだけでなく、たべさせてもらっているヒトでもOKな場合もあります)
がいれば、ヒトリでみんなの分を払ってることになることもあります。
かかえるヒトが増えたからといって、持ち出しが増えることはめったにありません
(雇い人の持ち出しについてもほぼ同じです)。

 保険料を払ったからには、いざというときそれを元手に助けてもらえなければ意味ありません。
ヒトリ身の働く人はもちろんですが、いっしょに暮らしているヒトがいる場合には、
その人数によってヒトリ分に上積みして助けてくれる場合もあります。
ということは、ヒトリ身はソンなのでしょうか?
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その6~保険料

2009-06-11 | ものしり働きかた
 税金の場合、働く働かないにかかわらず、もらったお金に対して何%分かをクニに払う、
ってことはよく知られています。
ところが、働くことにかかわる保険料の場合はそれだけではないんです。
勤め人だけでなく、雇い人もそれとほぼ同じぐらいを払わなければならない仕組みなんです。

 コクミンは勤労の「権利」を雇い人にあずけて勤め人になり、働く「義務を負ふ」。
勤め人はクロウも多いですから、そのぶん雇い人にもクロウを背負ってしてもらいましょう、
といったところでしょうか。

 勤め人がまったく払わない保険料もあります「労災保険」です。
仕事中にケガや病気になったとき、お金の困りごとは、この労災保険が面倒をみてくれます。
仕事中、雇い人は勤め人にクロウを掛けっぱなしなわけですから、
仕事がもとのケガや病気は補償しましょう。
雇い人が全部払っているので、知らないのも無理ありませんね。
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その5~天引き

2009-06-04 | ものしり働きかた
 ココロもカラダもか細いボクは医者へ行くことも多いのですが、そのとき窓口に出すのが保険証。
薬屋でクスリを自腹で買うのと比べるとずいぶん安くつくので、重宝してます。
で、月末に給与明細をみると「健康保険 保険料」の文字。う~ん、安いのかなあ・・・。

 給料は銀行振り込みだけど、この保険料が銀行から引き落とされているなんて、
聞いたことがないなあ。通帳を記帳しても印字されてないし。
これ、いわゆる「天引き」ですよ。払ったのより多い額を会社がピンハネしてるんです。ケシカラン!

 でもこれ、ホウリツで決まっているんです。「天」はクニですから。
さらに、それをやらなければならないのは、働いているヒトではなくて会社なんです。
ここから先は給与明細にも書かれていないことなんですが、
保険料(失業保険や年金も)の場合、実際に払われている金額はもっと多いんです!
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