「氏名記入例に「青森 肝炎」 患者に送付の申請書 県が謝罪へ」
(東京毎日(青森)2019年6月21日21面)
‟福祉の担い手はヒトで無しばかり、だからこそ地に足をつけた、理論に基づく冷静な議論を”
と学会のシンポでコメントして青森へ戻ってすぐの、公僕(こうぼく)による体たらくな謝罪。
しゃべりもたどたどしいド田舎者(かっぺ)のざれ言、と片づけるのは簡単だけど、
‟社会”の無い‟福祉”の地の果てまでの広がりも止めるのもまた、簡単ではない。
とはいえ広く見渡せば、冷静な判断がある場所も。
地に足をつけた話し合いを、みんながアタマを使って取り組むことの大切さ。
「B型肝炎 カルテなく和解 大阪地裁 主治医証言で裏付け」
(東京毎日(ビューアー)2019年5月18日24面)
「国外家族 自費治療も 「扶養」に要件 改正健保法成立」
(東京毎日(ビューアー)2019年5月16日6面)
「憂楽帳 手遅れになる前に」(←無料低額診療にかんするコラム記事)
(東京毎日(ビューアー)2019年6月10日(夕刊)11面)
「国の外国人相談窓口、一元化へ」
(東京毎日(ビューアー)2019年6月11日24面)
そんなド田舎からたまに都会へ出かけると、
今の街にはホントにさまざまなヒトが行き交っていることに、今さらながら気がつく次第。
これまでに使う必要のなかったアタマも使わなければならない今日この頃。
「100年先の年金制度は? 「財政検証」来月にも公表 現役所得の50%維持明記だが
長く働く「オプション試算」も 早めに老後に備える契機に」
(東京毎日(ビューアー)2019年5月29日13面)
これから先を冷静に見通す、そんなルールに則った結果が出てくるはず、と期待していた矢先、
「「老後2000万円」報告書不受理 麻生氏「誤解与える」」
(東京毎日(ビューアー)2019年6月12日1面)
また政治屋のざれ言、かつての‟5000万円”ではなく今度はカバンにも楽々入る‟2000万円”?
公的年金についてはこれまでも
「ネットウオッチ「専業主婦は年金半額」本当に検討してるの?
「働く女性の声」根拠なし/厚労省困惑」
(東京毎日(ビューアー)2019年5月10日22面)
のようなこれからを見通そうとしない話がまことしやかに流されていただけに、
理想と現実がごちゃ混ぜ、
冷静な議論をないがしろにする無責任な権力者の存在は許しがたいもの。
感情的な声ばかりが耳に届きがちだけれど、
理性的な声の積み重ねが、これからの希望を支えていることにも気づきたいところ。
「くらしの明日 私の社会保障論 白十字訪問看護ステーション統括所長 秋山正子
国民年金保険料 産前産後の免除制度 活用を」
(東京毎日(ビューアー)2019年6月19日12面)
「年金納付率7年連続上昇 支払い簡易化影響か」
(東京毎日(ビューアー)2019年6月27日(夕刊)9面)
こんな本も…
『減速して生きる ダウンシフターズ』(髙坂勝著)