羽花山人日記

徒然なるままに

「もうらしい」

2023-11-30 19:43:53 | 日記

「もうらしい」

今日の朝日新聞23面に,第9回「はがきの名文コンクール」の入選作が紹介されていた。

その中の緑川正子さん(長野県)の作品がわたしの目を引いた。

ご夫婦二人でお暮らしの正子さんは,病気で曲がった指を夫君が就寝前に「もうらしいなあ」といって指圧してくれるのが,唯一の楽しみだとお書きになっている。

選者の村山由佳さんは,長野県にご夫婦で暮らしていて,この信州の方言,「もうらしい」に心惹かれたようだ,

松本在住の姪に,「もうらしい」という方言はまだ使われているか問い合わせたところ,より若い世代はともかく,自身は使っているという。

その時の会話で一致したのは,「もうらしい」に相当する標準語の「かわいそう」では表現できないニュアンスを,この方言が持っているということである。

村山さんも,「もうらしい」には情愛や切なさが込められているという。わたしには,「かわいそう」は「もうらしい」より突き放した言い方のように映る。「もうらしい」には,相手に自身を重ね合わせた思いやりが込められている。憐れむだけでなく,同時に励ましてもいる。

こうした標準語では表しきれない内容を持った方言は各地にあるだろう。そして,それらは日常会話から消えていく運命にある。

仕方がないかもしれないが,さみしい気がする。

 

ショック

G1レース6連勝のイクイノックスの引退が,まさに電撃的に発表された。年末の有馬記念に期待していたので,ショックである。騎手ルメールと一体になった,切れ味鋭い追い込みはもう見られない。

疲れがたまっていて,有馬記念の見送りを決め,好条件の種牡馬としてのオファーがあったことが引退の理由らしい。余生をのんびりと過ごして,キタサンブラックの孫を沢山作ってください。

 

秋   色

阿見町ふれあい公園にて撮影

 

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鉢伏会

2023-11-29 19:58:06 | 日記

鉢   伏   会

わたしが出た松本深志高校には、郷友会という組織があった。

主に農村部の同じ中学を卒業した仲間がメンバーで、1年生から3年生までが集まってご飯を食べ、喋ったり歌ったりして夜を過ごす。ご飯は馬肉を煮込んだ「バーフ飯」定番だった。当時は馬肉が一番安かった。

卒業後までこの集まりが続くことがある。鉢伏会がその例である。

片丘村(現塩尻市片丘)出身者の集まりで、会の名前は、松本平東方に美ヶ原と並んで聳える、鉢伏山からとっている。われわれと同期の仲間は、卒業後も旅行などを企画して、他の中学出身者もこれに加わり、鉢伏会は同期生交流の場となっていた。

しかし、コロナ禍も災いして、2019年を最後にして、集まりが途絶えていた。

そして、今日は鉢伏会解散の集まりをするということで、理由はよくわからないがわたしがそれに招待され、枯れ木も山の賑わい、喜んで二子玉川まで出かけた。

会場は高島屋6階にある中華料理店,デパートに入るのは1年ぶり以上だろう。店内はもうすっかりクリスマスの雰囲気だった。

参加者は5名,うち2名が本物の鉢伏会員で,残りの3名は客員,解散パーティーにはいささか寂しいが,話は弾んで賑やかだった。それぞれの近況,知り合いの消息から始まって,世の行く末まで話題は多岐にわたった。せめて孫の世代までは,安寧な世が続いてくれればというのが共通の願いだった。

来年3月に行われる会合で同期の集まりは最後になるが,その後も今日のような小規模でも仲間が集まれる機会があればとしみじみ思った。それほど今日の集まりは楽しかった。

 

お詫び:この記事の初校に,鉢伏会を「岡田村(現松本市岡田)出身者の集まり」と書きましたが,「片丘村(現塩尻市片丘)出身者の集まり」の間違いでした。訂正してお詫びいたします。

 

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寂寥

2023-11-28 20:07:16 | 日記

寂   寥

夕刻,高校同期のS・M君から電話があり。やはり同期のN・A君の訃報を聞いた。

N君は,希楽会の幹事役で,集まりを企画し,仕切ってくれた。

この希楽会というのは,音楽部同期生の集まりであるが,わたしは15年くらい前にパーカッションで参加することを誘われて,仲間に入れてもらった。

最盛時は十数名が集まって,合唱や食事を楽しんだ。

松本での会合は,浅間温泉の小柳旅館で,ここの娘さんが松本蟻ケ崎高校の出身ながら希楽会の仲間になってくれて,その伝手で旅館のワンフロア―を貸し切りにしてもらい,キーボードを持ち込んで,泊まり込みで歌唱を楽しんだ。

東京での集まりには,お茶の水にある聖橋亭を利用した。ここのオーナーの奥さんがやはり松本蟻ケ崎高校の出身で,メンバーの一人の知人だったので,わがままを聞いてもらえた。完全予約制のフランスレストランで,ピアノを置いてあるフロアがあり,食事の時のワインで上機嫌になりながら合唱した。

東京芸大彫刻科の出身ながら音楽に堪能なF君が指導してくれた。このF君も故人である。ピアノ伴奏は,信州大学音楽科出身のM・M子さんで,わたしが調子をはずしていると,そっと注意してくれた。

高校同期会(七四会)では,校歌や寮歌のリード役を希楽会が務めた。

しかし,コロナ禍のせいもあって集まりが途絶え,いつの間にか希楽会に出席できる人数も数名になってしまった。

いつか再会をと思っていたが,N君が欠けてしまっては,どうなることか。

闊達で美男子の彼に最後にあったのは,3年前のN響第九の演奏会の時だったか。ちょっとすましたあの笑顔にもう接することができないとは残念である。寂しい。

心からご冥福をお祈りする。

 

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国立市

2023-11-26 19:11:23 | 日記

国  立  市

10年ぶりに国立市を訪れた。

国立は,子供たちの成長期に,20年近くにわたって暮らし,家族全員にとって思い出の共通する「故郷」に相当する町である。

この町にある大学に孫の一人が進学したので,いつか訪ねてみたいと思っていた。

一昨日から学園祭が開かれていると聞いて,その機会にと思ってていたところ,婿さんのご両親がそれなら私たちもと言うことで,いささか寒い日であったが,カミさんと出かけることにした。

国立駅は木造の親しみやすい建築であったが,何年か前に取り壊して駅ビルが建てられた。しかし,駅舎の消失を惜しむ声が多く,取り壊した駅舎の建材を使い,構造が全く同じ「駅舎」が,駅前に復元して建てられている。

駅前にあった「ブランコ通り」は健在で,かすかに昔の面影をとどめているが,ムードのあった喫茶店などのお店は,代替わりして見られなくなっていた。

国立市は昭和の初めに開発され,関東大震災に学んで幅員の大きい道路が市の中央を縦貫している。市の開発と同時に,一橋大学がこの道路の両側に移転し,道路は「大学通り」と呼ばれている。街路にはサクラとイチョウが交互に植えられ,春の桜,秋の黄葉とその景観を楽しむことができる。なお,国立という名前は,国分寺と立川の間に位置することからつけられたという。

寒さにもかかわらず,学園祭はなかなかの賑わいで,野外の舞台では薄着の若者たちがパフォーマンスに励んでいた。

先方のご両親とは15年ぶりの再会で,お互いの息災を愛で合い,子供夫妻や孫たちも加わって,約2時間を楽しい歓談で過ごした。

 

またもや無念「ジャパンカップ」

帰路の車中で,期待に胸躍らせつつ「ジャパンカップ」のなりゆきやいかにと見ていたが,またもや夢破れた。なぜ2-1-17の組み合わせだけ外したのか。魔物に魅入られたのだろうか。今年の残る期待は「有馬記念」だけ。玄関にニンニクをぶら下げておこう。

 

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死の迎え方

2023-11-24 20:20:48 | 日記

死の迎え方

11月22日にNHKBSプレミアムから放映されたヒューマニエンス「”死の迎え方”理想の死に方」を,収録したビデオで見た。なかなか面白かった。

ゲストのコメンテーターは,東京大学教授の小林武彦さん,東京有明医療大学教授の川上喜明さん,それにガン研究会有明病院部長の清水研さんの3人で,それぞれの専門的立場から蘊蓄を傾けてくれた。

なるほどと思ったことを箇条書きにする。

現在,死因の一番はガン,二番は心疾患,三番は老衰であるが,85歳以上だと老衰が一番になる。老衰とは,厚労省の指針では,いわゆる自然死となっている。

理想的な死は,生命の最後の一滴を使い切って,死にソフトランディングすることだろう。そのためにはケアの引き算が必要になる。点滴で水分を補給しても受け付けないで,苦痛がある場合には,点滴を止めることが選択肢になる。

タンパク質の製造工場にあたる,細胞内小器官のリボソームのRNAの遺伝子は傷つきやすく,年齢とともにタンパク質合成能力は低下し,幹細胞が少なくなって老化した細胞を補えなくなり,器官の大きさは減少する。

栄養分や水分の摂取は変わらなくても,死の5年くらい前からBMI=体重kg/(身長m)2が減少し始め,10以下になると死に至る。体の諸器官が栄養分や水分を吸収する能力が低下してやせていく。

ヒトは成長するのに20年くらいかかり,死ぬのに5~6年かかっていることになる。これは進化の結果であり,老化はヒトだけが手に入れた貴重な時間である。この期間をどう過ごすか本人の意思の表明が重要である。

ヒトは死に際して下顎呼吸を行って,酸素を取り入れようとするが,血液中の酸素濃度が低下すると,脳の麻薬といわれるエンドロフィンの分泌が高まり,苦痛を除去してくれる。安らかな気持ちで死が迎えられる。呼吸の最後は吸気であり,まさに文字通り息を引き取るのである。

わたしが興味を覚えたのは,BMIが死の5年くらい前から減り始め,10くらいになれば死ぬという話である。

わたしは,どんな死に方が希望かときかれると,「ピンコロ」でと答えているが,実は日,週,月の単位で死ぬとは考えていない。さすがに2年先のことは考慮外だが,1年先の予定は時々考えている。上に紹介したBMIの減少は,平均的なものですべての人に当てはまるものではないかもしれないが,残された時間を知る一つの手掛かりにはなるだろう。

現在のわたしのBMIは大体21である。これが5年で10前後になる時が死期であるとすると,1年で2減り始めたら。後5年でお迎えかと推測することができる。3年続いて減れば,より確実である。

そうなった時に,ケアの引き算をしながら,ソフトランディングに向けて,諸々の終活を完成させれば,などと考えている。しかし,そんなことを言っている間に死んでしまうかもしれないが。

ぼっち

収穫した落花生を乾燥するために積み上げられた「ぼっち」

(阿見町にて撮影)

 

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二つの民をつなぐ市民

2023-11-22 16:25:27 | 日記

二つの民をつなぐ市民

今日の朝日新聞に,『コラムニストの眼 二つの民をつなぐ市民 「対話しかない」平和願う歩み』と題する,ニューヨークタイムズに掲載された,ニコラス・クリストフさんの文章の抄訳が掲載されていた。大事な話だ。

クリストフさんは,イスラエル人とパレスチナ人を結びつけるために活動する市民団体,「ペアレンツ・サークル―家族フォーラム」の人たちと会って話を聞いた。始めは,その活動がどれほど役に立つのか,自己満足のためではないかと,懐疑的な気持ちを抱いていたが,彼らの話を聞いてそれを紹介するべきだと思うようになったという。

イスラエル人の女性,メイタル・オファーさんは父親をハマスのテロリストに惨殺され,一時は彼らの家を爆破したいと思っていた。しかし,それでは復讐の連鎖が大きくなるだけで何の役にも立たない,暴力によって暴力を止めることはできないと考え,ペアレンツ・サークルに参加した。

「ペアレンツ・サークル―家族フォーラム」は,紛争で愛する家族を失った人たちでつくるイスラエルとパレスチナの共同非営利団体で,学校での講演や,イスラエルとパレスチナの子どもたちが交流するキャンプの運営などの活動を行っている。イスラエル政府は,その学校での活動を禁止した。これはこのグループの活動が効果的な証拠だと考えられるという。

イスラエル人も,パレスチナ人もこの土地に暮らしたい。だから,2国家共存しか解決の道はないだろうと,サークルの人たちは考えている。

そして,自分たちが流れに逆らって泳いでいることを認めつつ,「いずれ状況は変わるでしょう。他に選択肢はありません」と,自分たちの活動を位置付けている。

クリストフさんは,彼らの努力がうまくいくかどうだ分からないとしつつ,彼らと話し,「多くの大統領や首相にはなかった道徳的なリーダーシップを発揮してくれた彼らに感謝の念を抱いた。実際に平和への道を切り開くことに成功するかどうかはわからないが、私たちが前進する希望を持つためには、このような感情の微妙さを感じ取り、相手に共感できる英雄たちが必要なのだ。」と述べている。

そして,「私たちは放火犯からではなく、和解、癒やし、進歩のために人間の能力を示す消防士たちから学ぶべきなのだ。」と結論している。

同感である。

蜜     柑

 

カミさんの友達が,庭先に実ったからと,送ってくださった。とっても甘い。茨城県はミカン栽培の北限で,リンゴ,ナシ,ブドウ、カキなど,果物に恵まれている。それなのに,知名度は全国でビリである。日本人は「阿呆」ではないか。

 

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読書備忘(30)『プエルトリコ行き477便』

2023-11-21 16:45:30 | 日記

ジュリー・クラーク(久我美緒 訳)

『プエルトリコ行き477便』 二見書房 2021年

原題は”The Last Flight”で,2020年に出版されている。この著者の作品は初めて読んだ。

現代アメリカ版の「とりかえばや物語」である。

二人の女性が入れ替わって物語は進行する。犯人が身分や人物を詐称する話は,アガサ・クリスティーのお得意で,それを見破るのにだいご味があるが,二人がそっくり入れ替わるというのは,初めてであった。

人物が入れ替わるということそのものに緊張感があり,そのままサスペンスとなる。

二人の女性のうち一人は,ケネディー家に継ぐ名門,クック家の御曹司ローリーの妻クレアである。

ローリーは次期上院議員選挙に出馬予定で,慈善家として外面はいいが,大変な暴君で,クレアは頻繁に暴力を振るわれている。

その生活に耐えられず,クレアは別な人物に成りすまして夫から逃れようとする。そして,デトロイトに出張で行く機会を利用して国外に行こうと,その筋に伝手のある友人の助けを借りて,別な人物名義のパスポート,航空券,キャッシュなどを荷造りしてデトロイトに送る。

ところが,夫から出張先をデトロイトからプエルトリコに変更され,デトロイトには夫が行くことになり,送った荷物は夫のもとに届けられてしまう。

ニューヨークJFK空港で,切羽詰まって思案投げ首のクレアの前に,エヴァ・ジェームズという女性が現れ,声をかける。このエヴァが二人目の女性である。

実は,エヴァはクレアが現れるのを待ち構えていたのだ。自分はカリフォルニアのバークレーに住んでいて,最愛の夫を亡くしたばかりで,煩雑さから逃げ出してきて,もうそこには帰りたくない,何とか身を隠すことはできないかと,エヴァは言葉巧みにクレアを誘導し,旅券と搭乗券を交換して,搭乗する飛行機を取り替える。

クレアはバークレーのエヴァの家に着き,いろいろ探してみると,エヴァの言っていたことが全くの嘘であることが分かる,そして,エヴァの乗った飛行機プエルトリコ行き477便が墜落し,搭乗者全員が死亡したニュースに接する。

クレアの葬儀が行われ,彼女はエヴァとして生きていく以外にない立場に追い込まれる。一方,クレアの予約した席には誰も座った様子がないことが,捜査の結果明らかになる。

長々と書いたが,物語の舞台はこれで整う,あとは,クレアとエヴァに関する章が交互に現れて,物語は進行する。クレアについては,入れ替わり以降の時間を追って,エヴァについてはそれ以前の時間にさかのぼって。

これ以上書くとネタバレになりそうで,わたしの記事を読んで興味を持つ方がいるかもしれないので省略する。

巧みなストーリーの展開に引き込まれて,一気に読んだ。

楽しめる本である。

入り日

11月19日,自宅ベランダより撮影

霜  枯  れ

いつもだと11月上旬には降りる初霜が,ようやく今朝降りた。

 

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文化祭

2023-11-19 16:28:16 | 日記

文  化  祭

今日は,いつもコカリナの練習に使っている,土浦市三中公民館の文化祭だった。

コロナ禍で3年ぶりの開催である。

いつもは中学生のブラスバンドで幕を開けていたが,今年はお神楽とひょっとこ踊りがオープニングパフォーマンスだった。

この着ぐるみはお巡りさん。防犯キャンペーンのビラを配っていた。

 

広場には屋台の店が出てなかなかの賑わい。物価高を反映して,野菜売り場が人気の的。始めて1時間くらいで完売だった。

ホールでは,腕自慢,のど自慢の熱演。わたしたちコカリナグループ「ひびき」も,その仲間に入って3曲を披露し,喝采を浴びていい気分だった。

焼き芋と綿あめをカミさんにおみやげにと思ったが,どちらも長蛇の列であきらめた。

 

国際男性デー

今日は「国際男性デー」である。

このことについては昨年11月のブログに紹介したが,男性や男子の健康に目を向け、ジェンダー平等を促す日として、1999年にトリニダード・トバゴで始まったとされ,日本でも催しに取り組む地方自治体がある。

いうならば,健全な意味での「男らしさ」をキャンペーする日であるが,最近のはやり言葉に「弱者男性」というのがあるらしい。同じく流行語の「あいまい弱者」の一つである。

自分を恵まれないと考え,しかしその解決を強いものに歯向かうことに求めるのではなく,明確な社会的弱者を攻撃することで鬱憤を晴らし,時に暴発する。

電通総研が行ったアンケート調査によれば,18~70歳の男性が「男の方が生きづらい」と答えているそうで,「弱者男性」があながち例外とは言えなくなってきているらしい。

後に続く男性諸君に「しっかりせよ」といいたいが,どうもそんな激励だけでは解決できない社会的現象だと指摘する識者が多い。

困ったことである。

 

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水上温泉補遺

2023-11-17 20:18:55 | 日記

水上温泉補遺

わたしが初めて水上温泉へ行ったのは,大学院の学生の時だった。

留学生の団体両行に,「学友」としてついて行ったのだ。温泉でスキーを楽しむのが目的だった。

旅館に着き,風呂に入る段になって,留学生は全員もじもじして服を脱ごうとしない。日本の風呂は下着や水着を着けて入るものではないと,励ましたりすかしたりしながら,率先して裸になり風呂場に入った。

待つことしばし,やがておずおずと留学生たちが入ってきた。入る前に体を洗うことと範を示し,一緒に風呂に入った。一旦裸になって緊張が解けたのか,留学生諸君は大はしゃぎで騒ぎ出した。

風呂から出て30分もしたら,また入浴したいので一緒に行こうと,留学生の一人が誘いに来た。とにかく風呂が気に入ったらしい。君たちだけでどうぞと同行を断った。

しばらくすると,宿の方が大変だから来てくれという。風呂場について行ってみると,留学生の一人がひっくり返って泡を吹いている,長い間湯につかり過ぎて湯気にあたったらしい,冷たい手ぬぐいでおでこを冷やし,バスタオルを振って風を送り,なんとか事なきを得た。

水上温泉で,そのことを思い出していた。

イロハモミジ

タクシーの運転手さんが,葉っぱの先端を「いろはにほへと」と数えて,「イロハモミジ」と教えてくれたが,写真に撮ってみると,「いろはにほへ」までしか数えられない???

 

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水上温泉

2023-11-16 20:21:35 | 日記

水 上 温 泉

一昨日から,2泊3日で水上温泉に行ってきた。

東京から送迎バスが出ているので,楽な旅だった。

上越道の赤城高原SAでは,きれいに染め上げた紅葉が見られた。

国家公務員共済組合連合会の宿,水明荘に午後2時ごろ到着。

到着した日に近くの山に雪が降った。

宿の窓から見る山は全山紅葉。

宿のそばに,利根川が渓流となって流れている。

タクシーで2時間のドライブ。先ずは,谷川岳を遠望。右に見えるのが一の倉沢。

上越線群馬県最後の駅。土合駅。無人である。1日4本の列車が通るとか。

清水トンネル群馬県側の出口。向こう側に出ると「雪国」である。

水上町の利根川に架かる橋から谷川岳を遠望。

読みさした推理小説が通読できた。いずれ紹介することにしよう。

温泉でのんびり過ごしたいという,かねてからの望みがようやく達成できた。しかし,くせになりそうである。

 

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