お早うございます、信です。
季節は進み二月如月は雨水の次候、第五候 霞始靆(かすみ はじめて たなびく)になりました。
春になると大気中に水滴や細かな塵が増え、また、霧やもやのために遠くの山や景色がぼやけて見えることがあります。
また煙や雲が上に上らずたなびいたように見えることもあり、こうした現象を古来「霞」と呼び習わしてきました。
なお歳時記では、霧は秋の季語とされ、春に出る霧を霞みと呼び、夜の霞は朧と呼ぶようです。(くらしの暦より)
昨日、秩父紅を撮りに皆野まで足を延ばしましたが、武甲山は目の前にスッキリと見えていました。
今日あたり気温が上がって、春霞になるかも知れません。
さてエルミ鴻巣のピラミッドひな壇を見た後、旧中山道を歩いて産業観光館「ひなの里」を訪問。
恒例のひな人形ツアーコースです。
冷たい北風が吹き荒れる中、人形町まで
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中に入ると早速、ひな人形のお出迎え
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桃山雛
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市松人形
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藍染の いなせな法被。欲しくなりました
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私はこっちの年代かな。高砂「蓬莱」です
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これぞという五段飾り
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外の蔵の前へ
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私の大好きな「藤娘」
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かつての人形店の作品群
もう閉店になった人形店が多いです
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お姫様のお顔が・・残念です
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精巧な備品群
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蔵の中に入ります
平安御所庭 武政作
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吊るし雛もたくさん
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「黄呂染の御袍」
黄櫨染(こうろぜん)
1200年以上もの歴史のある草木染めの一種。
「赤っぽい黄色」や「金のような黄土色」に布が染まり、まるで太陽のような美しく深みのある色が特徴です。
この黄櫨染で染めた昔風の着物を「黄櫨染御袍」と呼びます。(東京秀光ひな工房hpより)
古今雛(江戸時代)
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御殿飾り(昭和30年代後半)
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息を飲む逸品でした
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これは今回初めて見たような気がします
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日本一大きな御殿飾り(昭和40年代)
江戸時代から続いた、最後の御殿飾りと書かれています
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どのお雛様も子の成長を願い、祝う親の気持ちが感じられます
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毎回撮る吉見屋花魁人形
鴻巣で300年以上続く人形店の作品です。今は八代目なのだとか
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帰りに檀林(僧侶の学校)勝願寺にお参りです
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大きな人形塚がありました
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ここは桜の名所のようです
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また花が咲いた頃、行ってみましょう。
花久の里にも寄るつもりでしたが、強く冷たい北風に負けて撤退しました。
撮影日: 2月21日
撮影場所:北本市産業観光館 ひなの里
それでは皆様、ご機嫌よう。
この辺りは、伝統的に雛人形?人形を作っていたのですか?
こんばんは。
産業観光館ひなの里の展示品、これらはほんの一部です。
もっと沢山の人形が飾ってあり、製作工程も一部、展示されています。
まあ吉見屋とか、すぐ近くの人形店にいくのも手ですが、我々のようにその必要性が無い人は(あ、先輩は購買目的対称がいらっしゃいましたか?)
冷やかしで終わってしまいますから、ここで見るのが一番無難だと思います。
そのうちに岩槻にも行って見るつもりですが、鴻巣でも約380年前から人形製制が行われていたようです。
1640年と云えば寛永年代、三代将軍家光の頃ですね。
コメント有難うございます。