信の信州からの贈り物

信州で単身生活 6年、その間に魅せられた信州の大自然。そして関東周辺の自然と花々を織り交ぜて発信しています。

5月の上高地 ~明神池~

2016年04月23日 | 信州紀行

こんにちは、信です。
週末に秩父、桐生と遊んでばかりいたので、5月の上高地後編が遅くなりました。
季節は穀雨、第十七候 霜止出苗です。

前回はかなりしつこく、河童橋周辺を載せてしまいました。






それにしても綺麗な流れです。






でも水温は雪解け間近の水なので、かなり冷たいです。
数秒で手がかじかみます。








河童橋まで来ました。




右には五千尺ホテル。
左岸はホテル白樺荘の紅い屋根。


河童橋から見た穂高の吊り尾根。




定番の構図ですね。
  



振り返ると焼岳。






この時は噴煙が見えませんでした。







この美しい風景の中、右岸を歩きます。






碧く輝く水面。
引き込まれそうになります。







眼の前に広がる明神岳のどっしりとした山容。







また吊り尾根が形を変えてきます。







言葉は要りませんね。






百年先の後世まで伝えていきたいですね。







右側には藻が流れ、木漏れ日で輝く水面。





雪も少し残っています。
ビジターセンター前の木に猿が登ってます。
  



しばらく歩くと明神岳も姿を変えます。







中州には新芽を付けた木々。




美しい梓川の上流を歩きます。
  



滔々と流れる梓川。
この水が安曇野を流れ、わさび田を造り犀川となって長野で千曲川と合流します。
そしてそのまま北上し、栄村から新潟津南で信濃川と名を変えます。
そのまま十日町を過ぎて、越後川口で魚野川と合流し、新潟で日本海まで注いでいます。





私は槍ヶ岳の肩まで行きましたので、その最初の1滴から梓川、そして長野の犀川と千曲川合流点。
榮村から津南村、越後川口の勇壮な信濃川の合流点、そして新潟のあの広々とした信濃川の河口。
全てこの目で見てきました。それぞれの美しい光景と、優しい想い出が巡ってきます。








川の流れは人生そのものかも知れません。




そんな思い出を辿っているうちに、明神まで来ました。
  



ニリンソウが綺麗でした。







明神橋を渡って、明神池へ。




  


霞沢岳でしょうか。






この向こう側に蝶ヶ岳があります。






穂高神社奥宮の鳥居。






奥宮に詣で、明神池に入りました。






紙の棲む池。












まさしくそんな感じがします。






心を静かにして






神と対峙するひととき













この日は風も無く






美しい鏡になっていました。












残念ですが帰る時間です。






美しい自然と一体となる





そんな素晴らしいひと時を過ごせました。








  



この日は最後まで天気に恵まれ





上高地の魅力を、存分に楽しむことが出来ました。






素直に穂高の神に感謝です。






またすぐに来ることになるでしょう。








素晴らしい自然をありがとう。





さらば穂高よ。




  



また逢う日まで。











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