デジカメ日記

日々、目に触れたものをデジカメで捉えて行きます。

衣笠菊(ルドペキア)でした。

2005年08月02日 23時55分09秒 | 調布市深大寺付近


芝生が刈られて禿山みたいになった広場にこの花だけが
取り残されたように咲いていました。
こんな咲き方が無性に好きです。
下の2枚は、これを角度や距離を変えて撮ったものです。
(神代水生植物園)




最近よく見かける花ですが、ルドペキアなんて仰々しい
名前、松笠草とも言うようです。
これ調べるのに時間かかりました。
名前がわからないのにどうしたら早く調べられるんでしょう。
ネット検索で夏の花、黄色、なんて条件入れると、何百って
あるんですよ。
引き続き名前調べの結果「絹笠菊」でした。
これの方がぴったりきますね。
(調布市神代植物園)
「千鳥が淵幻想」もよろしく
神代植物公園の「ダリア」を追加しました。

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映画「二十四の瞳」

2005年08月02日 00時40分45秒 | 駅シリーズ


昭和29年頃の映画「二十四の瞳」を知っていますか?

高峰秀子さん演じる小豆島の分校大石先生と12人の生徒の
愛の物語・・・・・と言う触れ込みになっていますが、これは実は
戦争と貧困の悲しい物語です。
私はこの映画のシーンを思い浮かべるだけで泣けてしまうんです。

昭和のはじめごろ、貧しくて弁当を持ってこられない女の子に
先生がアルミの弁当箱をプレゼントするのですが、弁当箱の
蓋に山百合の絵が描いてある・・・と女の子はとても喜びます。

みんなで隣の島にささやかな修学旅行に行く事になるのですが、
貧しくて参加する事ができないどころか、みんなが行く旅行先の
みやげもの屋に住み込みで働きに出された女の子がいるのです。
みんなが旅行を楽しんでいる姿をみやげもの屋の奥からそーっと
見つめています。
声をかけないまま、みんなは船に乗って帰って行きます。
女の子は遠ざかる船を涙で見送ります。このシーンで
「浜辺の歌」が流れます。今でも「浜辺の歌」が聞こえてくると
「二十四の瞳」のこのシーンと結びつき泣けてくるのです。

戦争がはじまり、教え子の男の子達はみんな戦争に行って
しまいます。

戦後になって成人した教え子たちが同窓会を開き、大石先生
を招きます。
12人いた教え子達のうち、男の子は誰も出席しません。
みんな戦死してしまったのです。
たった一人帰ってきた男の子(田村高広さん)は戦地で負傷し、
目が見えなくなっていました。
田村さんのその姿が不憫でたまらなく悲しそうに見つめる大石
先生の目、最後のそのシーンが一番悲しく脳裏に焼きついて
います。

何作か映画化されていますが、私は高嶺秀子さんのこの白黒映画が
一番好きなので、その後のものは全然見ていません。

今夜(火)日本テレビで、黒木 瞳さん主演で放送されるようですが
見たいような見たくないような・・・・

この写真は、またまた物持ちのいい叔母の持ち物を登場
させました。戦時中に作った防空頭巾です。
黒のしゅす(光沢のある黒い布)で作られており、肩にあたる
ところはたっぷりフレアーがとってあり、とってもおしゃれなんです。
空襲をくぐり抜けながらもお洒落心をちゃんと持ち、その時代
なりに青春を謳歌してたと言う証明です。
飯ごうに水筒は、おじが戦地(この前津波のあったインド洋
アンダマン島)から持ち帰ったもの。
物持ちの良さは似たもの夫婦です。

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