菊は、大輪の花びらの豪華さや緻密さに最近になって
気がついた花のひとつです。
どうしたらあんなに大量の花びらが生まれるのか不思議です。
その大輪の菊を父は黙々と育てていました。
一年中何がしかの手をかけていましたね。
誰も手伝わず無関心で菊の鉢を邪魔者扱いしていました。
大輪の花がたくさん咲いた時だけ母は大勢の花見客を
呼んで披露するわけ。
父は何も言わないまま亡くなりましたが、一言
言ってあげれば良かった。「手伝おうか・・・」
新宿御苑菊花展
「千鳥が淵幻想」もよろしく
表紙写真「りんどう」になりました。
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