カメラを持って久しぶりに1、2時間駆け回りました。
えーとですね。ちょっと興奮!!
何時も通る場所に大きな松ノ木林があり、木々がうっそうと茂る
趣のある石門の建物があります。
そこは「荻外荘」と呼ばれ、昭和16年ごろ首相であった
近衛文麿氏の住宅で、数々の要人が訪れ大東亜戦争開戦の
話し合いが行われた家であります。
戦後は戦犯に問われ、出頭を目前に自決をはかられた
場所でもあります。
いつも通るのに今の今まで関心がなかった。
「近衛」の表札のある硬く閉められた門しか見えないから何時も
素通りでしたが
今回は何のお告げか知らないけど裏へ回ってみる気になりました。
なんと言う広大なお屋敷なんでしょう。
要人のお屋敷を資料館などにして公開しているのとは
わけが違います。
今も家を継いでそのまま住んでいらっしゃるようなんです。
その趣、たたずまいのすごさ、庭の木々や苔が時代の流れを
物語り、心霊を揺さぶられるような感動をおぼえました。
そして今日仕事帰りに図書館に寄り、何気なく眺めた
コーナーで目が釘付けになり、どうしても読みたくなった
本「近衛家の太平洋戦争」近衛忠大著を借りてきました。
さぁ、私の中での近衛ブームが始まるぞ!
あのお庭を見たらもう動かざるを得ない。
忙しいことで。
近衛忠大さんとは、三笠宮様のお嬢様の寧子さんの
息子さんで、近衛文麿元首相の曾孫さんに当たられます。
この帰り偶然、カフェ「with遊」ママさんと会い、角川書店創設者
角川源義氏宅へご一緒してもらいました。
ここは杉並区に寄贈され室内・庭園を見学できます。
ほうき草の写真は、パ・プロ野球S球団元社長T氏の邸宅跡が
杉並区が管理する公園となっておりそこで撮影。
灯台元暗し、もっと足元へ興味を持とうと思った一日でした。
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たしか、父上は日赤の総裁だとおもったのですが。
(間違っていたらごめんなさい)
父上は日赤総裁で細川元首相の弟さんですね。
いやー、ちょっと私はここに出会ってから変です。
2日連続で森の中へ入ってぐるぐる何周も回っています???
なんか涙が出そうになるんです。
すべてを忘れて鳥の声に浸っています。
このくらいの要人になると普通資料館とかになって生活した実感がすべて取り払われているじゃないですか。
それがそのまま暮らしていらっしゃるところに歴史のつながりを感じて・・・、こんな気持ちになったの初めて。
yokoさんと見たあの門をすぐ裏側から見られるんですよ。
あの門をくぐって吉田茂さんや米内光正さん(海軍のえらい人)など入れ替わり立ち代りだったらしいです。開戦前に。
周囲は切り売りされたかのようにマンションや駐車場になったりしていますが、その駐車場というのがとってもよくて、何がかと言うとオープンで囲いも何もない駐車場で大きな楠が何本もあって土が木の根っこででこぼこで音は鳥のさえづりだけなんです。
あまり詳しく書くと騒々しくなるといけないのでこの辺で。
toukyou 行きたいな。
かどかわげんよし。て、へんななまえだなあ。っていつもおもっていました。正確によめず、はじめのころは、ゲンギってよんでいました。
健吉さん一家と仲がよくて、没後は角川春樹さんが健吉一家をひいきにしてらしたようで、よく安見さんのお話のなかにも登場されます。春樹さんと森澄雄さん。でも、澄雄さんは今年の夏になくなっていまいましたね。さみしいような。あの人、鳥栖女子高の先生だったのですよね、長らく。たしかそうです。
さくらさん、すごいですね。うらやましいっす。
あたしは今年、竹橋乙四郎父上の戦記を入れているとき、どういうわけか、廣田弘毅の伝記から奥さんの自決のことまで引用していました。そういうことを自分の手でかきあつめる作業をしていたら、むかしの人たちの至誠心が伝わってきて、あだやおろそかにはできない。と思いました。決して、悪くいってはいけないのだと思います。たとえ外国の人たちがどう非難しようと、日本には日本の道があったのだから。みな、そのために、おおきなもののために、尊いいのちをさしだされているのですよね。
角川源義さんて俳人なんだよね。
お庭に面して明るいガラス張りの洋室と茶室のような和室があります。
こじんまりして連句会にはぴったりかも。
上の部分、うまくまとめてくれるね。
そうそう、その一言に尽きるのよ。
誰も悪くしようと思ってやってはいない。
カササギ語ではシンクロっていうのかな?
ここにでてくる近衛さんの本に目が合う前に素通りしようとした同じ段の棚は俳句のコーナーで安見さんの本が目に留まって、あーかささぎさんが言ってた本だ!と思ったのですよ。
そしたらかささぎさんの昨日あたりの記事でも安見さんのことがでてるじゃない?
とっても不思議だった。
荻外荘は昭和時代の杉並をしのぶ貴重な御邸宅ですね。
既に御覧されているかもと思いますが、すぎなみ学倶楽部 http://www.suginamigaku.org/content_disp.php?c=44dfc4ffaa3cb
に原田さんが執筆していますのでが御参考までにコメントしました。
昨年から俳句の勉強を始め、すぎなみ詩歌館(幻戯山房)での月例俳句会に出席しています。
お知らせありがとうございます。
すぎなみ学倶楽部に記事があることは知っておりましたが今回再度良く拝見しました。
門から玄関までのまっすぐな砂利道が裏の駐車場からちらりと見えて、当時の人々の出入りを想像してしまいました。
大きくカーブした坂道のある前の道にたたずんでおりましたら、老婦人が向こうから歩いてこられて、直感的にこの家の人だ!と思ったんですね。そしたら本当にあの木と石の門を開けて入って行かれるじゃありませんか?
どなたが住んでいらっしゃるのか、いやいや
詮索するのはやめます。
裏の駐車場ではまったくカメラを持つ気さえ起こりません。