阿佐ヶ谷住宅とは、昭和30年代に建てられた公団住宅で広大な敷地に
さまざまなデザインの集合住宅が建ち、当時は斬新で革新的な住宅だったに
違いない。
日本のテラスハウス発祥の地だそうです。
なにがすばらしいかというと公園の中に住宅があるようなたたずまいで、一軒
一軒に広大な空間や花壇がついているということ。
老朽化による建て直し(6階建てビルになる)のため、現在ほとんど廃屋となっている。
実はこの中を週2回自転車で仕事場に通っているのに、改めて写真を撮ったのは
初めて。
この住宅だけを撮り続けるカメラマンさんの写真集もあるくらいなところです。
もうすぐ取り壊されると思うと名残惜しい、これからしばらく注目したいと思います。
総敷地面積17,000坪、総個数350戸。
善福寺川緑地公園沿いにあります。
こんな普通の団地っぽいのもあれば
メゾネット式長屋風、雨戸がしまって誰も住んでいない
洋風(戦後の進駐軍宿舎風)な長屋
有名な建築家のデザインらしいです。
平屋の長屋,
緑との調和が美しい。
これも平屋の長屋
いずれも前後の空間がゆったり
建物ナンバーの黒い文字は、黒タイルです。
四季折々の草木が見事な中に
こんな空間がある。
せいたかあわだちそう、のこん菊、友禅菊、萱にすすき、しゅうめい菊、
ランタナなどが自然に咲いてとてもきれい。
上の写真の反対側から撮る
住人がいらっしゃっる建物も一部にある。
人の気配のある場所は植物までも勢いを発揮して
咲き誇ってるこの一角。
薄紫ののこん菊が美しい!!
小さな小さな友禅菊。
花壇が美しいと言ったら、一枝切りましょう・・とのこと。
最高の交流と生きるよこび。
姉妹サイト「カメラぐらし」でも更新中
写真サイトPIXTAにUPしております。
姉妹サイト「さくら・千鳥ケ淵」もご覧下さい。
人気blogランキング参加中
最新の画像[もっと見る]
写真から充分に伝わってきます。
最後のほうの花壇、癒される花々たちです。
バランスがいいです。
あの花、のこん菊っていうのですね。きれい!
写真を見て、昔、春日原に、(板付に勤務していたと思われる)アメリカ兵の住宅があったのを思い出しました。
やっぱり、平屋でしたよね。
昭和の貴重な建物が、また、ひとつ、
きえるのだぁとおもうとさびしいものです。
いただいた切花がまだ我が家で咲いています。
ブルーの菊で枝をどんどん選定していったらこんなにこんもりとなった・・・とのことでした。
それといっしょで、この青い菊、すごくなにかを感じます。青菊ははじめてみました。
小菊なら紫もありますよ。
大輪の菊は箱に葉っぱを刺して育てますね。
実家の父がやってたからよく覚えています。
菊の栽培は新宿御苑が本家です。
御苑には栽培する作業所があって、日本中の菊の新種はここで改良して全国へ行くんだと聞きました。