前回日本の伝統的な汁なし麺として『ぶっかけ・うどん(そば)』を紹介しましたが、もう1つあ
りました、それは『冷やし中華』です。でも最近中華料理屋とかラーメン屋では見かけなくなり
ましたが。手間がかかるのでしょうか?夏でも熱いラーメンを注文してしまうから、需要が少な
いのでしょうか?それとも簡単に食べられるコンビニの商品に客を奪われているのでしょか?
たまに、地方に行くと大衆食堂のドア付近に「冷やし中華はじめました!」というポスターを
見かけると、ついに夏が来たか!という季節感が漂うのですが。
この『冷やし中華』と『東南アジアのエスニックな汁なし麺』は似ていると思いませんか?
外観ばかりか汁も!もともと、『冷やし中華』は、昭和初期に仙台市の中華料理屋さん達が
暑い夏の時期の需要低下による売り上げ対策としてメニュー提案されたものです。
中華麺に冷たい酢醤油味のタレをかけ、具材にトマト、千切りのキュウリ、錦糸卵、ハム
チャーシュー等をのせた料理です。これを、アレンジしても面白そうです。
(レシピ) http://cookpad.com/category/375
※ 日本の汁なし麺をしばらく考えていましたが、もう1つありました。それは『ところてん』です。
まあ、麺は海草から出来ていますが、酢醤油で、練りとうがらし(西洋とうがらし)を少し
加え、青海苔をトッピングして食べたら、清涼感が出て真夏はたまりませんよ。