弥勒菩薩

弥勒菩薩が、釈迦入滅より五十六億七千万年後に現世に出現し、生けるものすべてを救済する、ということを知ったのも『百億の昼と千億の夜』でした。
現在、釈迦入滅後2500年ほどです。弥勒現出まで、あと五十六億七千九百九十九万七千五百年ぐらいです。人類存続どころか、地球があるのかどうなんだか...と当時思ったのを覚えています。想像もつかないほどの先の話。鬼は笑いまくりですね。
弥勒さん、もうちょっと早うなりませんかねぇ。

イスカリオテのユダ

ナショナル・ジオグラフィック協会が、70年代にエジプトで発見されたパピルス紙の束は、『ユダの福音書』の写本だと確認されたと発表した。（朝日新聞7日夕刊一面より）

私が『イスカリオテのユダ』という呼び方を知ったのは、高校生の頃。光瀬龍氏の原作をマンガ化した『百億の昼と千億の夜』。
イスカリオテのユダにプラトン、シッタータ（仏陀）。ナザレのイエスに“シ”。“黄の7の夏”ってのは場所の名前だったかな。
マンガも原作の文庫本も、実家に置いてある（捨てられてなければ）。今度帰ったときに探してみるか。