
久しぶりに石田衣良さんの本を読みました

親友を失った男の子、不登校を続ける少年、片足を失った息子を持つリストラされた父などなど

苦しみから立ち上がり、もういちど人生を歩き出す人々を描いた短編集

「たくさん泣いたあとは、あなたの心にも、明日を生きるちいさな勇気が戻っているはず」という解説の通り、
ただ泣かせる小説ではなく、なんだか心に沁みて、元気が出る1冊でした

この作者ので、以前読んだのは「うつくしい子ども」
突然弟が犯罪者になり生活が一転、混乱や怒り、不安の中で、
どうして純粋無垢な弟が犯罪を起こしたのか、弟の心を理解しようとする兄の話

ちょっと視点が変わってて、すごく新鮮で、印象的だった

その時、石田衣良さんの作品は、全部読みたいなぁ~って思ったはずなのに・・・全然読んでないなぁ~

「池袋ウエストゲートパーク」も結局数冊しか読んでないから、
また読み返そう

総合評価:★★★★☆
「天国のベル」が1番好きかなぁ~