2016年度(第8期生だったかな?)「星空
案内人」全10回の資格講座を受講した
必須科目と選択科目があって、『準案内人』は講義を受けるだけで取れるんだけど、『案内人』は筆記試験や実技試験での認定が必要
ウチは、体調不良とか色々重なって、選択科目が1つ足りないので、2016年度で準案内人になれず、2017年度継続受講しなきゃいけない
まずはちゃんと講座を受けて準案内人を目指さなきゃいけないんだけど、その前に案内人になるための実技試験の様子を見に行ったよ
今回の試験は、京都大学 大学院理学研究科付属の天文台、
花山天文台で行われたんだけど、ここがアマチュア天文家の聖地なんだってさ
(笑)
工事中でビニールに被さってたから、ネットの写真をお借りしました
にしても、京都大学って施設が充実してて良いね~
高校の時、天文部だったんだけど、京都の高校やったらだいぶ感化されて京大目指してたかもね
まぁ、学力的にムリか
本館にある国内では3番目に大きい45cm屈折望遠鏡
かつては火星の気象学の発展に貢献したんだって
一般的な屈折望遠鏡より特殊な構造になってて、鏡が内蔵されてて覗くところが側面にある
こんなに大きいのに方向を変えるのは、ロープを引っ張るんだって
(笑)
重力時計のおもり。左側の金属の輪を垂らすことで、上の回転軸が回転し、天体の追尾を始めるんだって
観測を終わるときは、金属の輪をおもりの上とかに戻して垂れてない状態にするんだけど、
忘れるとおもりが下まで下りきってしまって足下に傷が
ちなみに、下りきったおもりを上げるのもロープ(手動)
ドームに『川崎造船所(現在の川崎重工)』と記載されてる銘板。見にくい
今はもっと身近に製造できるらしいけど、昔はドーム製造に造船の技術が使われてて、造船所じゃないと製造できなかったんだって
船底部分がドームってことだよね
ドームを回転させる軸の部分
さすがに自動になってた
(笑)
動かすときものすごい音してたよ
歴史館(旧 子午線館)
天文台の精密時計の補正とかのために用いられてたらしいんだけど、今は役目を終えて歴史館になったんだって
元々使われてた子午機じゃないんだって
明石天文台にあるやつが元々あったやつらしいけど、どういう経緯で移動したかは不明
所有権は明石天文台だから、もう返って来ないんだって
月面初着陸のアームストロング船長の足跡の灰皿
薄汚れてるのは、コレ灰皿として使ってたんだって
天文台の見学をした後は、『4次元デジタル宇宙シアター』を観賞
ちゃんとした設備で見たかったけど、工事中だったから簡易のやつ
でも、映像がめっちゃキレイだった
その後は、天体観測
『すばる』はもちろん
色んな二重星とか、星雲とか、星団を見せてもらった
「望遠鏡」の実技試験を受ける人の練習を見たり、「星空案内の実際」の実技試験のお客さん役をしたりしたよ~
選んでたテーマは、「オリオン座」「冬の第三角」「冬のダイヤモンド」とみんな一緒なんだけど、
人それぞれ切り込み方が違って面白かった
ってか、ウチもいつか実技試験を受けるのかなぁ~?あまりピンと来ないけど
(笑)
めっちゃ寒かったけど楽しかった
そうそう
この花山天文台は節目を迎えてるみたい
京大は、岡山県に新たに天文台を建設中で、予算が大幅に削られてるらしい
今では常駐者も置けない状況らしくく、廃止も検討されてるらしい
そこで伝統ある花山天文台を、「千年の都·京都の誇る"知の科学文化遺産"」に
って言う将来構想があるんだって
そのためにお金が必要だから、スポンサーや寄付を
って話があった
科学館になったら嬉しいけど、交通手段んが不便なんだよね
頑張って欲しい
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