首相が横田滋さんの訃報に「断腸の思い」と言っていた。
「断腸の思い」とは何なのか?
はらわたがちぎれるほどの苦しい思い。
はらわたがちぎれるほど苦しいものはない。
直ぐには死なない。
昔、切腹もはらわたを切っていたが、直ぐには死なないので首をはねてもらっていた。
昔、人間が子猿を捕らえて舟に乗せたところ、
母猿がどこまでも追いかけてきて、とうとう舟に飛び乗ったが腸がずたずたにちぎれて死んでしまった。
という故事がもとなのだが、知っていたらとても軽々しく簡単に使える言葉、立場ではない。
※ 私も大腸の内視鏡検査で知っているけど、へたくそな医師がするとほんとに苦しい。
腹の中でエイリアンが這いずり回ってるみたいだ。