私が15年前に沖縄に行った時(ひめゆりの塔にも行ってきた)、
言っては悪いが沖縄の人の視線が、本土の人の雰囲気とは違っていたのを感じたのは私だけだったのだろうか?
それは、戦後もアメリカから弾圧を受け、日本本土から無視をされてきた人々の眼差しだったのではなかろうか?
それは、現在になっても続いている。
私はこの人を知らなかった。
瀬長亀次郎
情けなかった。
戦中の日本の捨て石になった悲劇の沖縄の事は知っていたが、
戦後の沖縄の事はそれほど知らなかった。
今問題になっている辺野古基地の件もこの頃から始まっていた。
第二次大戦後、米軍統治下の沖縄で唯一人"弾圧"を恐れず米軍にNOと叫んだ日本人がいた。
「不屈」の精神で立ち向かった沖縄のヒーロー、瀬長亀次郎。
民衆の前に立ち、演説会を開けば毎回何万人も集め、人々を熱狂させた。
彼を恐れた米軍は、様々な策略を巡らすが、民衆に支えられて那覇市長、国会議員と立場を変えながら闘い続けた。
信念を貫いた抵抗の人生を、関係者の証言を通して浮き彫りにするドキュメンタリー映画である。
日本の民主主義にはもっと疑問を持つが、アメリカの民主主義は何なのか?
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