『彷徨える河』。
コロンビア・ベネズエラ・アルゼンチン合作。
二人の学者が時間を超えて、アマゾンの原住民と共に奥地にある植物を求めて迷走する。
痛烈な白人への批判である。
南米アメリカは白人たちが侵略、支配し、原住民を虐殺、奴隷化してきた。
支配すると共に文化、宗教、共にある自然も汚染してきた。
私も含めて、日本人は白人を崇拝している傾向があるが、
そのことを自然を愛した我々黄色人種も忘れてはならない。
所詮、 白人とモンゴロイドは根底から生の概念が違うのだ。
終始、白と黒の画面(一部カラー)でアマゾンのジャングル、川、人の筋肉を美しく表現している。
『地獄の黙示録』の狂気、『2001年宇宙の旅』の異次元性などの影響を受けていると思う。
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