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4人目の候補者

2019年06月28日 17時53分34秒 | 政治

れいわ新選組が参議院選挙の4人目の候補者(山本太郎を入れて)を発表した。

意外な人であるだろうということは予測していたが、それを目に見た瞬間に驚きと、大粒の涙が出た。

それが私の身体が率直に反応したことである。

木村英子さん、54歳で私と一緒である。

そして同じ障害者。

いや、私が障害者であることを恥じるほど障害が重度の方である。

私の障害は屁の河童であることを認識させられた。

私は自分の身の回りの事は自分で出来るが、不自由なことには変わりはない。

木村さんは重度のハンディがあるにもかかわらず、日頃から障害者活動をやられている方である。

障害者の政策が酷い方向に向いていることを目の当たりにした。

障害はそれを持っている当事者しかわからない。

彼女が政治の舞台に立つことを応援したい。

 

今まで、私は私自身が障害者であることを積極的に話してこなかった。

自分で自分を差別していたのかもしれない。

恥じて情けない。

私は今から7年前に脳梗塞になって右半身が不自由である。

当時はまったく右側が動かなかった。

笑ってしまうほど不思議な感覚であった。

しかしその後、何回も死を考えたのは言うまでもない。

私も圧倒的な弱者になってしまった。

おまけに飲まないアル中、難病持ちである。

 

今も歩くのは至難の技であることは変わりない。(理学療法士が難しいのはこれでわかる)

リハビリ等で手は大分良くなり、軽いものは何とか右手で持てる様になったが、完全には無理だろう。

仕事で使うパソコンは左手で操作している。

利き手の右でマウスを使えること、車の運転をすることを夢見たが、それは夢なのかもしれない。

車の運転は改造等で出来るであろうが、危ないからしない。

amazon原信ネットスーパーのある現在に感謝したい。

普通の身体であった以前は、もちろん自分がこんな身体になるとは微塵も思わなかった。

障害の部位は個人で色々あるので、一色単にまとめることは出来ない。

各自に辛い、苦しい事があるのが痛いほどわかる。

障害者は健常者には決してなれないが、健常者は障害者にいつでもなりえるのだ。

 

そんな私を彼、山本太郎は政治に興味を持たせてくれた。

それだけで御の字である。

彼の話はバカな私でも解り易い。

"経団連"が消費税の増税を押すって、こういうカラクリだったのね。

そればかりではない、何故”連合”が増税を押すの?

枝野が禿びるのがわかる。

政策だけではない。

人間として誠、真っ当な事を言っている。

と私は思う。

今の政治、行政、経済そして我々の暮らしは危機的状況にあるのではないか?

日本はどんどん悪い方向に向かっている。

今まで感じなかったことを今は感じる。

危機感を感じる。

政治のクラウドファンディングでは異例の2億円を突破したが、

私はまた寄付がしたくなった。

もちろん、選挙にも行く。

 

日本には930万人以上の障害者がいる。

その家族を含めれば、2,000万人いる。

私たちにも不安のない、文化的な生活をする権利があるのだ。



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