れいわ新選組が参議院選挙の4人目の候補者(山本太郎を入れて)を発表した。
意外な人であるだろうということは予測していたが、それを目に見た瞬間に驚きと、大粒の涙が出た。
それが私の身体が率直に反応したことである。
木村英子さん、54歳で私と一緒である。
そして同じ障害者。
いや、私が障害者であることを恥じるほど障害が重度の方である。
私の障害は屁の河童であることを認識させられた。
私は自分の身の回りの事は自分で出来るが、不自由なことには変わりはない。
木村さんは重度のハンディがあるにもかかわらず、日頃から障害者活動をやられている方である。
障害者の政策が酷い方向に向いていることを目の当たりにした。
障害はそれを持っている当事者しかわからない。
彼女が政治の舞台に立つことを応援したい。
今まで、私は私自身が障害者であることを積極的に話してこなかった。
自分で自分を差別していたのかもしれない。
恥じて情けない。
私は今から7年前に脳梗塞になって右半身が不自由である。
当時はまったく右側が動かなかった。
笑ってしまうほど不思議な感覚であった。
しかしその後、何回も死を考えたのは言うまでもない。
私も圧倒的な弱者になってしまった。
おまけに飲まないアル中、難病持ちである。
今も歩くのは至難の技であることは変わりない。(理学療法士が難しいのはこれでわかる)
リハビリ等で手は大分良くなり、軽いものは何とか右手で持てる様になったが、完全には無理だろう。
仕事で使うパソコンは左手で操作している。
利き手の右でマウスを使えること、車の運転をすることを夢見たが、それは夢なのかもしれない。
車の運転は改造等で出来るであろうが、危ないからしない。
amazonと原信ネットスーパーのある現在に感謝したい。
普通の身体であった以前は、もちろん自分がこんな身体になるとは微塵も思わなかった。
障害の部位は個人で色々あるので、一色単にまとめることは出来ない。
各自に辛い、苦しい事があるのが痛いほどわかる。
障害者は健常者には決してなれないが、健常者は障害者にいつでもなりえるのだ。
そんな私を彼、山本太郎は政治に興味を持たせてくれた。
それだけで御の字である。
彼の話はバカな私でも解り易い。
"経団連"が消費税の増税を押すって、こういうカラクリだったのね。
そればかりではない、何故”連合”が増税を押すの?
枝野が禿びるのがわかる。
政策だけではない。
人間として誠、真っ当な事を言っている。
と私は思う。
今の政治、行政、経済そして我々の暮らしは危機的状況にあるのではないか?
日本はどんどん悪い方向に向かっている。
今まで感じなかったことを今は感じる。
危機感を感じる。
政治のクラウドファンディングでは異例の2億円を突破したが、
私はまた寄付がしたくなった。
もちろん、選挙にも行く。
日本には930万人以上の障害者がいる。
その家族を含めれば、2,000万人いる。
私たちにも不安のない、文化的な生活をする権利があるのだ。
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