A DAY IN THE NEXT LIFE

デジカメを中心とした機器の話。

Viltrox 56mm f1.4 STMを使った印象

2020-12-27 | Weblog
購入したViltrox 56mm f1.4 STMを屋外で試してきました。

まずレンズの外観等ですが、3万円ちょっと(アマゾンではかなり値段が変動します。3.6万から3.09万ぐらいで変動)のレンズとしては優秀です。サイドの赤バッチもいい感じ。気になるのは金属フード
の径が小さくレンズに逆さで取付・取り外し時にレンズ鏡筒にカチカチ音を立てながら当たる事。絞りリングにクリック感が無く、寒い時だとかなり回転するのに力が要る事くらいです。(クリック感の無いのは動画を考慮しての事でしょうし、絞りリングの固さは不用意に回らない為でしょう・・・)

AFは激速では無いものの、精度はいいと思います。解像感は絞り開放では中央は良い物の周辺はやや劣る感じ。絞り2段も絞れば個人的には良い感じだと思います。周辺減光も少なく総合的な画質は3万円台のAFレンズとしては十分通用するものだと思います。

やや物足りないのは近接撮影距離が長い事と、歪曲補正が自動でかからない事。近接撮影距離は記憶だと確か本家のXF56㎜と同じで、もう少し寄れると嬉しいですね。(今度エクステンションチューブを使ってみようと思います)歪曲は補正しなくても、それほど酷くはなくで自動補正してくれればうれしいなといったレベルです。RAW現像される方にはプロファイルが公開されているので、利用すれば無問題だと思います。

このレンズ、かなり小さく富士のコンパクトプライムレンズに毛が生えたくらいの大きさで質感も高く、安く、写りも良いし、AFが効くので多くの人に勧められるレンズだと思います。

購入を迷っている方は安くなった時が買い時だと思えるレンズです。

画像はT3とViltrox 56mm F1.4 開放&アスティアで撮影。

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