むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

第12回 靜藍社書展

2011-09-23 | 書道

行ってまいりました!

第12回 靜藍社書展 (銀座大黒屋ギャラリー)

 

 

平成23年9月23日(祝)11時に集合して、むさしの墨友会メンバー5人で大挙して押し掛けました。

*5人でも大挙。一人でも大巨とはこれいかに?

東鶴さん・鶴城さん・岑鶴さん・鶴嶺さん・萬鶴です。

 

 

現地集合ですが、11時にはぴったりと5人が揃いました。

私(萬鶴)は間違えて7階の他会場へ・・・。

雰囲気が異なるので、間違えと直ぐに分かりました。

 

 

内田藍亭先生が出迎えていただきました。

参考作品 「朴」 桑原翆邦先生

特別遺墨展示 「無憂為福」 水島藍潮先生

賛助出品 「冷暖自知」 浅沼一道先生

「郭店楚簡」 内田藍亭先生 他18点です

 

 

会場も華やかな雰囲気です。

 

 

作品を熱く語る藍亭先生

新進気鋭の書道家として名をはせています。

各作品をじっくりと拝見させていただきました。

 

このあと、銀座アートスペースで開催されている明治・大正・昭和の書

併催 「桑原翆邦小品展」に行ってまいりました。

その内容は後日ご紹介いたします。

そして・・・

 

 

銀座となれば、あなごの「はかりめ」です。

ここでランチ?をいただきました。

 

 

いつものとおり、こいつから始まります。

 

 

何だっけな?ひつまぶしランチでしたっけ?

これが・・・

 

これです。

 

これを肴に、あなごの骨酒を2杯。

結構良い調子で帰宅の途につきました。

それから、鶴城さんと萬鶴は26日までにお出しする検定作品の書き上げです。

・・・結局、私は集中力が無くなっていますので、明日の朝に書くことにしました。

明日もみなさんとお会いするので、早めに寝ます。

ではまた、ごきげんよう!

 

萬鶴

 

 

 


団扇(うちわ)が海を渡る (萬鶴)

2011-09-23 | 書道

8月下旬にご紹介いたしましたが、吉野大巨先生作の団扇が海を渡りました。

 ・・・いろいろと縁があって、フィンランド国タンペレ市より招へいされた、武蔵野市・福祉公社・社会福祉協議会の若手職員3名が福祉の先進国と言われている北欧で、日本(武蔵野市)の福祉について学会発表いたしました。

実は、何年か前にフィンランドのタンペレ市の福祉関係者が武蔵野市を来訪されました。

その時にある施設の床の間に掛けられた“萬鶴が書きました軸”に目が止ったようです。

*あとでお聞きしたのですが、目に止まるように差し向けたのは東鶴さんだったとか・・・。

対応していた担当者から差し上げても良いかと連絡がありましたので、記念に差し上げますよとお答えしました。

 

 

そして、今度は職員がフィンランドへ出発する際に、何が良いお土産はないか相談を受けました。

軽くて日本らしいお土産・・・。

 そこで、吉野大巨先生に無理なお願いをし例の団扇を4本いただきました。

ここまでは前回の内容です。

 

これからが本題です。

吉野大巨先生作の団扇(うちわ)がフィンランド国に渡る

平成23年9月にフィンランド国タンペレ市に於いて、環境福祉に関する国際複合環境要因学会(ICCEF 2011)が開催されました。

 

 

 

最終日のレセプションで日本の文化芸術をご紹介しようと、吉野大巨先生作の団扇を国際学会会長のオラビ・マンニネン氏他3名の方々に差し上げたところ、大変喜ばれたとのことです。

 

ちなみに、フィンランド国の平均気温は暑い7月でも20度以下です。

 

みなさんこれはどんな時に使うのですか?との質問があったそうです。

 

フィンランドは日本の夏のように団扇をパタパタ扇ぐ環境ではありません。

 

説明しても、これを使うのはもったいない。

 

美術品として大事に飾らさせていただくとのことでした。

 

 

こうして日本の生活や文化が何かの形でご紹介できれば幸いなのでしょう。

 

 

 

(萬鶴)