いつのまにか 遠くまで 緑色に染まる 田んぼ
小さな 稲だったのに
雨の季節を 乗り越えて 自然の恵みを 喜びにして
緑色を ぐいぐいと伸ばし 自らを育てていく
豊な時を 迎えるために
いつのまにか 染まる 広がる
講師依頼が、増えつつあります。
今回、久しぶりに届けに行きます。
事業所向け研修
『 虐待防止と身体拘束 ~利用者本位の視点から~ 』 障がい者施設です。
いやあ、久しぶりなので資料作りをしながら、
内容 と 熱い想いを 取り戻していきます・・・
研修の当日、緊張で夜中の1時に目が覚めます(笑)
「これ、体力が持つかなあ。」
なんせ、研修は17時から(笑)
準備を整え、施設へとむかいます。
一度、数年前に別の内容で講師として伺った施設なのですが、
今回のご縁は・・・なんと!
高校教員最後の年に 担任をしたクラスの生徒だった男子が、
施設で数年働き、役職者に成り 研修担当となり、
明石に声を かけてくれたのです。うれしいじゃないですか。
ただ・・・利用者本位を熱く語るけど、大丈夫かな・・・
なんて、心にもない心配をしながら、研修が始まります。
司会は当然、もと教え子。すげえ緊張しています(笑)
虐待防止に入る前に、まずは定番の『利用者本位』から。
なぜならば、受講者の皆さんに氣づいておいてもらわないといけないから。
私たちは『虐待を防止する専門職』ではなく!
『利用者本位を実践・実現する専門職』であることを! そして!!
『利用者本位』を実践・実現していれば、虐待や身体拘束なんて起きたりはしない!!
ということを・・・
ですが、国は『虐待防止研修』は義務付け、『利用者本位研修』は、義務付けないんだそうです。
おっと、批判ぽくなってきたから本題に!
利用者本位のところは、けっこう盛り上がります。そして、虐待防止に・・・
虐待の種類など基本的なことはやります。さあ、次です。
施設における人権侵害の例を読み上げて、お隣同士で組織を振り返ります。
「あれ? 雰囲氣が変わってきたぞ。」
そして、虐待発生要因チェック表30項目をチェックし、お隣で振り返る。
「あれあれ? 盛り上がっている人と そうでない人がいるぞ。」
いつものことです。
それでも、熱い想いは 愛をもって 届け続けます。
90分ぐらいは必要な内容を、65分で かけ抜けます。
今回の強みは、講師の無い期間に コンサルティングで障がい者施設に入ったこと。
そして、障がい者施設でも『利用者本位』が実現することを経験したことです。
だからこそ、” 実践と経験と実績 ” という根拠にもとづいて、届けることができます。
全力で 愛で やりきります。
朝・・・
「今日、ご縁を頂き講師をして参ります。
今日頂いた命を生まれ持って携えた使命のもとに全うしてきます。」
その誓いを やりきります。
まあ、当然ですけれど・・・その日は、朝までぐっすり眠れました(笑)
最後に皆さんに訴えます。「みんなで、利用者本位を実現しましょう。」
園長さんが、さいごのお礼の言葉でこう伝えてくれます。
「利用者本位を皆で実践していきます。」うれしい限りです。講師冥利につきます。
簡単ではないでしょう。それでも、ひとつでも何かが始まれば、地球はまわっているのだから。
なによりも、このさいごの園長の言葉がうれしいんです。
もう人ごみたいなことを言うリーダーもいるんですよ。
「今日の研修をもとに、皆さんがばってください。」みたいな。
あんたやがな! って、笑顔で答えながら 心の中で叫んでます(笑)
もとに戻します。今回の施設の園長さんは、違った。職員と共にって言ってくれた。
こうやって、愛をもって届け続けて いつのまにか 美しい世界が広がっている。
そんなことを 祈って 願って、今日も 頂いた命を 燃やそう。
ご縁に 感謝です。
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