(1955 108min)
夫を愛そうとしない妻、実の子を大切にしようとしない母親、この女は自分にとって大切だったのは、貴族の家柄、裕福な生活だけだった.
それに対して、実の子ではなくとも子供を大切にし、子供を守ろうと自害した父親.
清盛にとって、子供を大切にしない母親は不要の人間であり、どこの誰かも分らない父親、自分に何らかかわりを持たない父親も、やはり不要の存在であった.
権威、権力にしがみつく人間に取って、血のつながりが頼りなのでしょうが、一人の人間として自覚を持って生きて行くとき、血のつながりはどうでも良いことなのです.
夫を愛そうとしない妻、実の子を大切にしようとしない母親、この女は自分にとって大切だったのは、貴族の家柄、裕福な生活だけだった.
それに対して、実の子ではなくとも子供を大切にし、子供を守ろうと自害した父親.
清盛にとって、子供を大切にしない母親は不要の人間であり、どこの誰かも分らない父親、自分に何らかかわりを持たない父親も、やはり不要の存在であった.
権威、権力にしがみつく人間に取って、血のつながりが頼りなのでしょうが、一人の人間として自覚を持って生きて行くとき、血のつながりはどうでも良いことなのです.