スコルビ家の書きたい放題

ヤブログで書いてきたスコットとルビーとウィルの思い出と神社仏閣巡りと2021年7月に新メンバー、ステラの成長記録

里芋の季節

2017-12-09 19:07:41 | 料理
義兄の作った里芋が送られてきた。
さくねんも美味しくいただきました。
今年は大きいぞ~!

乾燥させてはいけないそうで…。でもカビが生えるとそこだけとってもだめだから…どんどん消費。
煮たり…衣被にしたり!(衣被は里芋をゆでたものですが秋の季語でもあります。中世の時代に、身分の高い女性は外出 するときに、顔を隠すために単衣(ひとえ)の着物を頭から被った。その装いを「衣被ぎ( きぬかづき)」といい、それに似ていることからの命名されたようです。)

里芋というと ぬめり成分が特徴ですね。
これは、ガラクタンとムチンによるもので
炭水化物とたんぱく質の結合したものです。
ムチンは、山芋、納豆、オクラにも含まれている
ネバネバ成分で、胃壁や腸壁をまもり
潰瘍を予防したり、たんぱく質の消化吸収も助ける効果
もあるのです。
そして、ぬめり成分ガラクタンには、
脳細胞を活性化させて老化や痴呆やボケを
予防する効果もあり、注目されています!
ぜひどんどん食べたいですね。煮るとぬめりがたくさん出ます!これがおいしいんですよ。
衣被にするとそれほどぬめりは出ませんがパリッと皮が向きやすいです。
シンプルにゴマ塩をかけたり…。

またムチンの主成分である 多糖類は水溶性植物繊維なので
腸内では善玉菌のえさになることで善玉菌をふやし
悪玉菌を減らしてくれるという働きも。
その結果、腸内の細菌バランスを整え、腸内環境を改善してくれるのです。
腸内細菌は免疫力の約70%を作っているといわれており、
腸内細菌は脳の発達や、行動にまで影響を与えていると言われています。
腸が弱った私はせっせと食べないと…。
ガラクタンには、がんの発生や進行も防ぐ働きもあります。
腸内環境が整って、免疫力が上がるからでしょうね。
さらに、18種類ものアミノ酸も含まれていることも老化防止や脳細胞の活性に役立っているのでしょう。
また、「脾(ひ)」や「胃」を強める作用もあり、胃腸の働きを整えたり、新陳代謝を促す のです。
リンパの流れも促してくれるので、肌をきれいにする効果もあるという優れものです。
季節のものを食べるのが一番良いようですね。
あとはインフルエンザにかからないように里芋も良いですしレンコンもかなり良いそうですよ。
食べていてよかったと思いましたが油で揚げると180度の高温で成分が壊れてしまうそうで…。
美味しいけれどさっと煮たり…すりおろしてすり流しにするとよいそうです。
すり流し作ったことないなぁ。
ゆでたりして冷凍にしたものもありますが里芋グラタンも作ってみました。
ルビーもウィルも衣被を美味しいと食べました。
満足して寝んね。里芋ではありません。