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2008年7月23日HMS上級のコースレイアウト

2008年08月03日 | 上級レイアウト
 23日の上級は、しばらくぶりのM本イントラさんに、サブでZ師さんです。
 ありがたいことに、まだ元気な午前中にかなり細かいコースを用意してくれました。さすがにM本さんで、フルロックが入る細かい部分と、中途半端な旋回半径を要求するコーナー、さらには倒したままでのブレーキ・コントロールを要求される複合コーナーと500mのバリアブルコースの中できっちり計算したコースレイアウト設計でした。
 全体としては、細かいところと半端な旋回半径を強いられるコーナーと、それから後半でRが小さくなったりする複合コーナーが、「ほどよく」というよりは、「これでもか!」と並べられている、非常に好ましいレイアウトでした。

 最初の①のシケインは、予備動作で、そこから②はほぼUターンなのですが、左側に空間があるので、手前で左に振れば緩いコーナーになります。ここを厳しく回る選択もあるのですが、③が緩いのでそこをスピードを維持して連続的に回りたくなります。
 次の④は本当にスピードを落としてハンドルを切らないと⑤を回れなくなるので、タイトコーナーであると言えます。

 以下、中盤から終盤は全て緩いRの複合コーナーになり、かなりテクニカルなレイアウトと考えてよいでしょう。

 ⑥⑦はパイロンの配置からするとバイクを立ててハンドル操作だけで直線的に切り返したいのですが、⑥へのアプローチがスピードが出るので、思うように行かないもどかしさがありました。
 ⑧は手馴れたコーナーですが、出口に制約パイロンが立っています。いつものとおりに出口を小さく回れば、実際には障害にならないように走ることができます。
 ⑪はレイアウト図面からはそうは読めないのですが、バイクを寝かせたままブレーキングしてアプローチする方がスムーズに回れるので、結果として複合コーナーになってしまうところです。

 ⑫以降は、常にバイクがバンクした状態でパーシャルスロットルを「開けめ」「閉じめ」とコントロールしていくセクションで、神経質な操作が求められるところでした。



 こちらが午後1のコースですが、M本さんいわく「午前中のコースをちょっと大きくした感じです」ということで、そのとおり、午前中の⑫以降を半径4割り増しにしたような感じの、おおらかだけどバイクを寝かせながらの操作が要求されるコースでした。


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