「この世で苦しんでいる人々は全て自利をはかったためである。この世で楽を得ている人々は全て利他を望んだためである。」「多くをいう必要がどこにあろう。自利を求める愚者と利他を行う聖者(仏陀)の違いを見るべきである。」
私が過去に読んだ本の中の私の好きな言葉ですが、常にこの言葉を心にとめ日々精進しようと努力しています。
自己愛着が強ければ強いほど悩みや人との衝突が多く、その状況から脱するのに時間がかかります。でも、実生活において人は無意識に自己を愛し自己を主張します。利他を優先するにはかなりの精進が必要です。
そんな私も自身の体調回復を優先しようとしています。これも自己愛着の一つです。
自己愛着から利他愛への転換が幸せな人生を送る最大のテーマです。
参考文献 チベット密教 心の修行
ゲシェー・ソナム・ギャルツェン・ゴンタ 著
藤 田 省 吾 訳者
㈱宝蔵館 075-343-5656 定価 2800円