昨夜、東京の知人(Tさん)から電話があり、「どうしたらいいものか。」と相談されました。
事情を聞くと、Tさんの友人がネットワークビジネスに熱を上げ、退職金から何から投資してしまい、生活に困っていて助けてほしいと頼られているとの事。そこで、Tさんに「緊急で5万円ほど、貸してくれないか。」と連絡があったと言うのです。
私はTさんに「そのお金は戻ってこないお金だと思うよ。」と言いました。その目的は借金の返済もしくは生活費に使うと思うからです。
でも、どうしても何かしてあげたいと思うなら、1万円未満の額で、「私にできることは、これくらいなので何かの足しにしてくれ。」と自分のできる範囲の額を渡し、キッパリと線を引くことが大切だと助言してあげました。
お金の貸し借りよりも、現状を把握し早目に対策(債務整理・自己破産)をとることを友人として助言してあげる方が、その人にとっては一番の良策だと思うのです。ましてや、それだけ投資して芽が出ないのなら、自分の能力に早く気づくべきなのです。そのことを言いづらいかも知れませんが、言ってあげるのが本当の友情ではないでしょうか。
それで、二人の友情が壊れるなら、そこまでの縁だと思うことが大切なのです。冷たいようですが、友情を壊したくないばかりに共倒れする道を選ぶことは避るべきだと思うのです。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます