諏訪山岳会公式ブログ

諏訪地域の山好き、クライミング好きが集まって、ウラヤマからヒマラヤまで四季を通じてオールラウンドに活動しています。

8月例会山行 笛吹川 ナメラ沢

2014年08月29日 | 沢登り

8/23 笛吹川 ナメラ沢
メンバー:F倉、takane、I原

8月例会山行、沢登り錬成。
お試し会員takaneさんの沢デビューとなりました。

7時前に雁坂トンネル料金所手前の駐車場をスタート。舗装された林道を30分歩いて、沓切沢橋へ到着。ここから入渓すると、滝のクライムダウンがあるので、この奥の峠沢からの入渓としました。

橋から登山道を5分ほど進めば、ナメラ沢を示す看板。これを下って沢床へ。


装備を整え即入渓とはせず、立木を利用したセルフビレイの取り方を確認。充分理解してもらってから入渓、まずは峠沢を5分ほど下り、ナメラ沢出会いまで戻って遡上開始。最初はなるべく水の中を。ペースは配慮したつもりでしたが、takaneさんが滑る足元をうまくこなせいないようで、後ろからペースダウンの声が。。。

5m滝は右岸を小さく高巻き。

その先はナメもちらほら、小一時間で10X20mのナメ滝が見えてきます。

フリーで問題なく登れる滝でしたが、この沢でロープを出すとしたら、ここしかないかないので。(錬成ですので)


といってもランニングを取る場所もなく、2/3ほど登って、水流右の巨木でピッチを切ります。その後、フォローでtakaneさん、F倉さんが登り、F倉さんはそのまま短い2ピッチ目をリード。takane、I原が続いて落ち口まで。

その後はtakaneさんも足運びのコツをつかめたようで、テンポよく登れました。小難しい滝はなく、ナメ中心で快適です。


2000m付近から右岸尾根に上がる予定でしたが、二俣以降は倒木も増え、早くも源頭の様相、遡行興味も薄まったので、少し手前の青笹帯を詰めることに。取り付きこそ急傾斜でしたが、一登り後は尾根の下り方向へトラバース気味、緩やかに詰められました。藪もせいぜい膝上程度で問題なし。1950mで青笹尾根に乗ったところで装備解除。


この青笹尾根は初心者向けではないとのことですが、ピンクテープがぼちぼちあったので、途中までは問題なく。しかし1735ピークから、南東の尾根に乗るはずが、テープは真南にしかなく。頭抱えて悩みましたが、地形図を見ると南の尾根ではまったく違う場所に行きかねない。思い切ってテープを無視して南東尾根へ。行ってみると踏み跡は明瞭で藪こぎもなく、イメージ通りのナメラ沢出会いに降りられたのでこれが正解でした。

出会いから少し遡上して入渓点、林道を下って14:30に駐車場へ。沢は初めてのtakaneさん、一日楽しんで頂けたでしょうか。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿