奥飛騨 高原川 白水谷

2020年8月27日　メンバ-：Y田，S氏(非会員)

奥飛騨 高原川 白水谷

＜二段大滝＞
7月初めの計画だったが洪水の影響で断念，そのリベンジとしてS氏を巻き込んで行ってきました．

ルート：県道89号ヘアピンカーブ/入渓→白水谷遡行→林道交差→2段大滝下から林道交差へ戻る→林道→再下降点から白水谷→沢下降で入渓点へ戻る

松本から国道158号で平湯ICに，7月の土砂崩れの影響で所々片側交互通行になっていたが渋滞もなく快適に進めました．地元建築会社には感謝してもしきれません．
平湯ICから国道471号を進み県道89号ヘアピンカーブに駐車（駐車スペース3台分），ヘアピンカーブから先は工事中でプレハブ小屋が建っているため端に止め7時30分出発

駐車場から赤テープと踏み跡があるので迷わず入渓地点へ


水温はそこまで冷たくなく緑を楽しみながらジャバジャバと進む，二人とも体力があり余っているため流れの強い場所を選んで遡行していく．



少し進むと小さな堤防が現れる．堤防を越え初めの滝（10ｍくらい）を左側から高巻く，このあたりに来るとなめ滝が赤くなり木々とのコントラストが美しい．


休憩中カエルが寄ってきた．遡行中十数匹と見かけており自然豊かな沢である．丁度良いホールドがあるなと手を出すと大抵潜んでいるので注意が必要．


2番目の滝(10mくらい)は傾斜が緩く流れの弱い右側を登攀できると判断し，S氏が先に滝つぼを泳ぎ取り付く．ハーケンを数か所打ち突破，Y田もハーケンを回収しながら続く．（10時30分）



2番目の滝から目と鼻の先に3番目の滝が見えるが2番目の滝で満足したため滝つぼに近づかず右側から高巻く．

なめ滝を堪能しながら林道交差点の下をくぐり最後の2段大滝の下まで歩き遡行終了（11時40分），2段大滝の滝つぼは十分泳げる広さがある．


林道交差点から林道に上がり再下降点まで1時間程度歩く．林道は4か所ほど倒木や土砂崩れがあり，途中林道ゲートがあるがそれがなくても自動車は入れそうにない．
林道から再下降点を下り入渓地点へと抜ける．踏み跡はなし，傾斜が強く落ち葉が表面を覆っているため一か所懸垂下降をする．入渓点から県道89号ヘアピンカーブに戻り下山(14時00分)

入渓前は少し退屈なルートかと思っていたが全くそんなことはなく，沢の楽しみをいいとこどりした様なルートで楽しめた．2段大滝で引き返したがその先もルートがあるのでまた今度訪れたいと思う．