諏訪山岳会公式ブログ

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御嶽山周辺 柿其渓谷

2021年07月26日 | 沢登り

柿其渓谷
山行日:2021年7月17日
メンバー:U山、F巻、nami、I原、O石、F井、Y田

普段とは毛色の違う沢を、ということで泳ぎメインの沢、柿其渓谷を遡行しました。


ルート:
柿其渓谷駐車場→恋路の吊橋→牛ヶ滝展望東屋→入渓→ねじだるま→霧ヶ滝→箱淵→ルンゼを上がり林道から駐車場

9時頃柿其駐車場出発。数日前までの天気予報ではパッとしない予報であったが快晴、この時点で結構暑い。水流が多い沢なので丁度良い。



恋路の吊橋を渡り遊歩道を数分歩いて東屋へ、牛ヶ滝を眺めながら巻き道を探すが見つからず、事前情報では赤テープがあり迷う場所ではないらしいが…一度牛ヶ滝の釜まで降りガレた左岸を詰める。途中ロープを出しながら進むと赤テープを見つける。もしかして東屋上の遊歩道を歩けば迷う事はなかったかもしれない。入渓前からどうなる事かと思ったが何とか入渓点に到着。




入渓してすぐに上半身まで水に浸かる。水は冷たくない、助かった。
エメラルドグリーンの水と花崗岩が美しくテンションが上がる。
泳ぎ、へつり、巻きと沢要素を凝縮したような沢でねじだるまに到着した時点ですでに満足感があるがメインの箱淵まではまだ距離がある。




両岸が高く連続するゴルジュを突破する。途中水量が多い場所は数名泳ぎで突破、後のメンバーをロープで引き上げる。ライフジャケットとゴーグルがあれば安心してトライできる。



ゴルジュ突破すると前方に靄がかかったような滝が現れる。圧倒的な水量を落とす霧ヶ滝である。右岸のガレ場から霧ヶ滝展望台に抜け林道に上がる。数十メートル先のルンゼから沢に戻り最後の核心箱淵まで歩く。



箱淵はバイル2本で水中の岩にかけながら通過するらしいが泳ぎ突破を試みて見事に敗退。ゴルジュの中間地点に一休みするためかロープが垂れている。F巻氏がそこまでたどり着いたがその先から水流が強くなり歯が立たなかった。丁度日陰で身体が冷えてきたため降りてきたルンゼまで戻り林道に抜け遡行終了とした。



泳ぎの沢は他と違った面白さがあり、とても満足度の高い遡行となった。これからは定期的に泳ぎ要素のある沢を計画したいと思う。箱淵より奥も遡行対象なので箱淵のリベンジを兼ねてまた訪れたい。


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